知られざる美しい中庭風景 9

前回の知られざる美しい中庭風景 8 は 4月13日に紹介しました。

今日は第9弾です。

 

こちらは最近修復された雰囲気がある旧市街地一角の中庭です。

このコーナーでもよく登場する
パヴラッチェン構造が見られます。
 
いつも書いてることですが、旧市街地にもかかわらず、とてもホッとする
空間ですね。
 
1階部分はアーチ構造になっていて、しかも店舗が入っています。
静かな中庭の中に店を営業しているというパターンはウィーン旧市街地ではよく見られます。
 
ここはウィーンの旧市街のBäckerstraße 2番地の中庭です。
 
 

こちらの風景は、細長い中庭空間です。

 

実はこの空間は、前回 知られざる美しい中庭風景 7で最初に紹介したPostgasseから入れる空間で、

その空間を上から眺めた光景です。

 

よく見ると、奥の方に前回紹介した

バロック的曲線とルネッサンス的な

アーチが一体化した門が見えています。

つまり前回の写真とは反対側から門を

見ているわけです。

 

こんな空間は外だけ歩いていたら全く

わかりません。

 

こちらは一見ただの教会を横から見ているだけのようですが、普通はこの教会をこの角度から見ることはできません。

これはイエズス会教会で、2本の特徴的な塔が見られますね。

この塔が2本見える側が教会の入口になっています。

イエズス会の教会の天井のだまし絵を参考にして下さい。

 

街中にある教会は結構他の建物とくっついていたり、建物が

密集している地域に建っていること、また通常入口から入りますからその入り口部分だけを無意識に見てしまいます。

そのため外から教会の全体的な形を一瞬で把握するのは難しいです。

 

そんな中で、普通はこのイエズス会の教会は正面部分が印象的であるため、そこだけしか

見えませんが、このように教会本来の部分が見えるのは新鮮です。

 

 

 

 

 

 

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