前回のウィーンのちょっと珍しいアングル 9では王宮がテーマになりました。
今回第10弾がこのタイトルではお馴染みのシュテファン大聖堂です。
こちらのシュテファン大聖堂は、ウィーンのちょっと珍しいアングル 7の最初に登場した写真とよく似ていますが、全く別の
場所から撮影したものです。
このアングルはドイツ騎士団教会の中庭に面した建物内部の3階から見た光景です。
手前の建物の屋根には2本の煙突が見え、シュテファン大聖堂の塔がそこから印象的に伸びてます。
一番手前には緑の窓枠が見えていますが、これはパヴラッチェンで
知られざる美しい中庭風景の第1弾で紹介した2枚目の写真を見て頂くとよくわかります。
基本的にこのウィーンのちょっと珍しい
アングルでは、一般観光の皆さんや地元の皆さんもまず気づくことがなく、まず入らない場所から見える新鮮な光景を紹介しているわけですが、
こちらの写真はここを通った人で気づけばどなたでも見られる光景です。
でも個人的にこの2つの建物の間からそびえているシュテファン大聖堂のゴシックの印象的な塔の姿は大好きです。
たくさんの建物がかなりの高さで建っている旧市街地ですので、シュテファン大聖堂の塔がどこからでも見られるわけではありません。
でも特定の場所から見た時に絵になることが多いんですね。
こちらは国立オペラ座です。
でもよ~く見ると手前には柵のようなものがあって、少し高い所から見ていることがわかります。
これは国立オペラ座の裏側を、王宮の
アルベルティーナのアウグスティーナーバスタイから見ています。
国立オペラ座は、リンク道路に面した
正面から写真を取られる方が圧倒的に
多いですが、この後ろ側からは、
正面よりもはるかに荘厳に見えるんですね。
もちろん国立オペラ座が最も荘厳に見えるのは、「国立オペラ座は当時評判が悪かった」でも紹介していますが、前方斜めからみた角度です。