ウィーンによく見られるこの時期の花 69 (アメリカキササゲ)

この時期ある程度限られた花しか咲かなくなりますが、逆にそれが街中で数か所咲いているととても目立ちます。

前回に黄色いモクゲンジを紹介しましたが、今回は去年もこの時期に少しだけ紹介した白い花です。

 

こちらはドイツ語でTrompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ

(アメリカ木大角豆)です。

 

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカで、日本には

明治末期に入って来たそうです。


 

高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるように、垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

 

右の写真でも見られますが、30cmぐらいまでの細長い莢(さや)がぶら下がっています。

 

こちらでは観賞用として公園や庭などにたくさん植えられています。

 

 

 

 

 

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