ウィーンによく見られるこの時期の花 62 (アーモンド)

今日のテーマである「ウィーンによく見られるこの時期の花」は、そのシリーズタイトルにはふさわしくなく、ウィーンの街中ではそんなに多くは見られない花です。

でも、ウィーンにある植物としてこのカテゴリーに含めたいと思います。

 

 

こちらはドイツ語でMandelbaum (マンデルバウム)、

学名ではPrunus dulcis、日本語ではアーモンドです。

 

バラ科のスモモ属の落葉高木です。

 

原産はおそらく西南アジアで、

地中海沿岸から黒海にかけて自生しています。

 

南ヨーロッパ、アメリカ、

オーストラリアなどで栽培されいて、カリフォルニア州が最大の産地で、日本では瀬戸内海の小豆島(しょうどしま)で栽培されているそうです。

 

高さ6m~10mぐらいになります。

 

 

 

花は3月~4月ぐらいに白、桃色の花をさくら同様一斉に咲かせます。

実がなるのは通常6月頃でしょうか。

 

7月~8月に実が熟して、秋にかけて割れ出して、種子のアーモンドが乾燥していきます。


上の写真は5月4日16:30頃に撮影したものですがもう実がなっているのがわかります。

 

このアーモンドは以前ここでも紹介した、ヒルシュシュテッテンの花壇庭園に植えられていたものです。

 

 

 

 

 

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