春のこの時期は、ウィーンの街も日に日に多くの花が咲いていきます。
意図的にウィーン市が公園や街路樹として植えたものや、自然に増えて咲いているものなど様々です。
今日は背丈が低いですが、見ごたえがある花について紹介します。
これはウィーンの街中の一角で咲いていたTraubenhyazinthen
(トラウベンヒヤツィンテン・・・直訳するとブドウヒヤシンス)、
学名ではMuscari、
日本ではムスカリです。
ユリ科、もしくはヒヤシンス科の
ムスカリ属です。
ブドウのような花をつけることから
ドイツ語ではTraubenhyazinthenと呼ばれています。
こちらはうちの庭に咲いているムスカリです。
原産は地中海沿岸-南西アジアで、高さ10cm~30cm,開花時期は3月~5月、
花の色は青紫が定番ですが、白もあります。
ヒヤシンスを小型にしたような、ブドウのような花です。
ムスカリは約60種類ぐらいあるようです。
多年草の球根植物です。
日本では30年以上前ぐらいから市場に出回っているそうです。
ムスカリの定番はMuscari armeniacumでしょうか。
ムスカリは単独でも特徴があってそれなりに可愛らしいのですが、
何と言っても群植すると見ごたえがあって素晴らしいです。