ウィーンによく見られるこの時期の花 50 (モクレン)

昨日から夏時間になり、ますます日が長く感じられるウィーンです。

それを合図にしてより春、ちょっと極端ですが初夏の雰囲気です。

 

こちらでもとても好まれているモクレンです。

ドイツ語ではMagnolie,ラテン語ではMagnoliaです。

 

モクレン科のモクレン属です。

モクレンはたくさんの種類がありますが、

これはおそらくドイツ語でTulpen-Magnolie,

ラテン語ではMagnolia x soulangiana、

日本語ではマグノリア・スーランジアナです。

 

またはサラサモクレンかもしれませんが自信がありません。

 

(間違っていたらごめんなさい)

 

マグノーリア・スーランジアナは、中国産の

ハクモクレン(Magnolia denudata)

東アジア産のモクレン(Magnolia liliiflora)交配種で、1820年に生まれました。

 

 

高さは6m以上になる

ものもあり、花の色は

両種の中間色のピンクが基本ですが、白が強かったり、逆に紫が強いものまであり様々です。

 

開花時期は4~5月が基本ですが、3月半ばに咲き始めることもあります。

 

葉は12cm~20cmぐらいの長さで幅6cmぐらいと大きめです。

 

中央ヨーロッパでは至る所に見られ、庭、街路樹、公園に多く植えられています。

 

 

この写真のモクレンはウィーン市立公園STADTGARTENDIREKTIONに植えられている

もので、ここは大通りにも面していて、このモクレンは非常に目立ちます。

 

このモクレンは今年3月20日に撮影したもので、現在はかなり花が散っていました。

でもモクレンはまだまだ至る所に咲いているのが見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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