昨日から夏時間になり、ますます日が長く感じられるウィーンです。
それを合図にしてより春、ちょっと極端ですが初夏の雰囲気です。
こちらでもとても好まれているモクレンです。
ドイツ語ではMagnolie,ラテン語ではMagnoliaです。
モクレン科のモクレン属です。
モクレンはたくさんの種類がありますが、
これはおそらくドイツ語でTulpen-Magnolie,
ラテン語ではMagnolia x soulangiana、
日本語ではマグノリア・スーランジアナです。
またはサラサモクレンかもしれませんが自信がありません。
(間違っていたらごめんなさい)
マグノーリア・スーランジアナは、中国産の
ハクモクレン(Magnolia denudata)と
東アジア産のモクレン(Magnolia liliiflora)交配種で、1820年に生まれました。
高さは6m以上になる
ものもあり、花の色は
両種の中間色のピンクが基本ですが、白が強かったり、逆に紫が強いものまであり様々です。
開花時期は4~5月が基本ですが、3月半ばに咲き始めることもあります。
葉は12cm~20cmぐらいの長さで幅6cmぐらいと大きめです。
中央ヨーロッパでは至る所に見られ、庭、街路樹、公園に多く植えられています。
この写真のモクレンはウィーン市立公園STADTGARTENDIREKTIONに植えられている
もので、ここは大通りにも面していて、このモクレンは非常に目立ちます。
このモクレンは今年3月20日に撮影したもので、現在はかなり花が散っていました。
でもモクレンはまだまだ至る所に咲いているのが見られます。