前回も登場した楽友協会ホールを、別の角度から撮影したものです。
本来横幅がある建物ですが、この写真で見る限りそれが
わかりません。
正面入り口部分が主に見られます。
これを作った建築家はテオフィル・フォン・ハンセンですが、
ギリシャ神殿様式ををそのまま「音楽の神殿」に結びつけました。
ライトアップしている正面入り口は本当に神殿のように見えます。
奥に見えるドームはカールス教会です。
こちらはリンク道路沿いの有名な建築のひとつウィーン大学の本館です。
ヴォティーフ教会も手掛けたハインリヒ・フォン・フェルステル
によって1884年に作られたルネッサンス様式です。
建物の目の前にはリンク道路です。夏場だとリンク道路上の並木が緑をつけるので建物がかなり隠れますが、冬場なので建物がよく見えます。
こちらはSchottengasseにあるBank Austriaの本店です。
Ernst Gothilf とAlexander Neumannによって
セセッション的新古典主義様式で1912年に建てられました。
もともとこの場所にはリンク道路時代に建てられた別の建物がありましたがそれを取り壊してこの大きな建物が
建てられました。
この建物は2016年までBank Austriaの本店ですが、それ以降Bank Austriaは別の場所に移ることがすでに決まっています。
建物を浮かび上がらせるようなライトアップはとても幻想的で、様々な様式を効果的に映し出しています。