今ウィーンの街の至る所に
見られる黄色い花がこのForsythie
(フォルスィティエ),
もしくはGoldglöckchen
(ゴルトグレックヒェン)
とこちらで呼ばれている
レンギョウです。
ラテン語では
Forsythia × intermedia、
モクセイ科レンギョウ属の
樹木です。
原産は中国で、日本には300年ほど前に薬用として入って来たようです。
1枚目の写真で見られるように、かなり密集して上に向かって伸びて行き、
高さは2~5mぐらいになります。
開花時期は3月~4月で、花は4cmぐらいまで、花びらが4枚ありかなり濃い黄色です。
遠くから見るとWinter-Jasmin(オウバイ)に似ていますが、オウバイの方は
花が小さいです。街中では圧倒的にこのレンギョウが多く見られます。
レンギョウ属の原種はアジアに6種とヨーロッパに1種、また園芸用に交配された雑種も
あるそうです。
この時期の春を告げる花として、街中の公園、道路沿い、庭などに植えられていて
至る所に見ることができます。