ALTMANN&KÜHNE
(アルトマン&キューネ)は、
ウィーンの有名な歩行者天国のひとつグラーベンにあります。
ALTMANN&KÜHNEは1928年創業とオフィシャルには書かれていますが、実際にはハプスブルグ帝国時代から、Emil Altmann とErnst Kühneによって100年以上も前から
チョコレートが作られていました。
ハプスブルグ家の宮廷にも商品を卸していたようで、„K.u.K.-Lieferant“という称号も
与えられたようです。
しかし、残念なことにそれに関する記録が全て失われてしまいました。
お店の中に入ると、かなり狭い店内で、前方、右、左の棚の上に様々な種類のチョコレートが並べられています。
このお店の内装は当時の
スター建築家ヨーゼフ・ホフマンによるもので、1932年に仕上げられています。
現在の内装はその当時のオリジナルのままです。
ここのチョコレートの特徴は、とてもかわいらしいタンスや小物入れのような中に手作りの小さいチョコレートがたくさん入っています。
まるで宝石箱からチョコレートを取り出すような感覚です。
チョコレートが入っている小物入れの包装も独特でとても可愛らしく、
その宝石箱からチョコレートを取り出すような感覚によく合っています。
とても小さな単純な四角形の箱もあれば、宝箱のような大きな箱まであり、
それぞれチョコレートが入っている値段が記されています。
少し大きめな箱には数段でチョコレートが入っています。
このALTMANN&KÜHNEのチョコレートは地元の人に贈っても喜ばれるものです。
夢と懐かしさがあるチョコレートです!