ウィーンの街はだいぶ花が見られるようになりました。
もっとも今年の冬は暖かいので、いつもよりもかなり早めに咲き始めています。
こちらはDuftschneeball
(ドゥフトシュネーバル)とかWinterschneeball
(ヴィンターシュネーバル)と呼ばれて
います。
ラテン語では
Viburnum ×bodnantenseですが、
この写真のものはViburnum farreri かもしれません。
(ちょっと自信がありません・・・)
Viburnum ×bodnantenseは、Viburnum farreriと
Viburnum grandiflorumを
掛け合わせた品種です。
日本ではニオイガマズミと呼ばれているでしょうか。
スイカズラ科ガマズミ属です。
原産はヨーロッパで、
高さ2.5~4mぐらいになり、
幹から1mぐらいの長さでたくさんに枝分かれをしています。
3月~4月が通常の開花時期です。
この写真は3月5日に撮影したものですが、2月終わりから咲き始めていました。
かなり遠くからみると、全然違い
ますが一瞬梅の花が咲いている
ように見えます。
つぼみは濃いピンクで、花が咲くにつれて白や種類によっては薄いピンクになり、
いい香りがします。
Zierpflanze(観賞用植物)として、公園や特に庭に好んで植えられています。