ウィーンによく見られるこの時期の花 44 (プリムラ)

朝方は0℃前後ですが、日中はかなり春らしくなっているウィーンです。

 

今、街中の公園やシェーンブルン宮殿の庭園、ウィーンの森でいっぱい咲いている

小さい黄色い花がとても多く見られます。

 

 

これはPrimeln(プリーメルン)、ラテン語ではPrimula vulgaris,日本ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。

サクラソウ科でサクラソウ属です。

プリムラは栽培種が多く、500種類以上と言われています。

 

この写真のプリムラはこちらで数多く見られる典型的なもので、原産は西、南ヨーロッパです。

花は黄色や薄い黄色で、3.5cmぐらいまでの大きさです。

全体の高さは5~10cmと地面にピッタリくっついたように咲いています。

標高1400mぐらいまでに見られ、3~4月が開花時期です。

 

この写真のものはウィーンの森の一角の野生で咲いていたプリムラですが、

ウィーンの街の公園や庭に数多く見ることができます。

 

またヨーロッパでは、北はノルウェーから南はポルトガルまで広く見られます。

 

 

 

 

こちらはウィーンの森の

ハイリゲンクロイツ修道院

回廊の中庭にこの時期たくさん咲いているプリムラです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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