ウィーンの今年の冬は、1月25日に日中の気温が初めてマイナスになり、冬らしさが1週間続きましたが、それ以外は現在までずっと5~12℃と冬らしくない冬です。
街中に植えられている植物を見ても春らしくつぼみをつけてるものがたくさん見られます。
こちらはドイツ語でWinter-Jasmin,ラテン語ではJasminum nudiflorum,
日本ではオウバイでしょうか。
オウバイはモクセイ科ソケイ属で、落葉性でつる性低木です。
ジャスミンの仲間ですが香りはあまりしません。
梅の花に形が似ていることから、オウバイ(黄梅)と言われています。
原産は中国北西部で、ヨーロッパには1844年に入って来たそうです。
日本にはそのもう少し後の明治時代初期です。
高さは2m~5mぐらいまでになり、
花が咲く時期は1月~4月で、黄色い花を咲かせます。
遠くからみるとレンギョウに似ています。
こちらでは、冬にも花が咲く・・・ということでZierpflanze(観賞用植物)として、
公園や庭に多く植えられています。
この写真のオウバイはウィーンの市立公園に咲いていたものです。