ウィーンの街を歩いていると、何気ない通りでも、たくさんの絵になりそうな風景に
出会います。
色々な様式で作られた歴史ある建物が並んでいる姿、石畳の道、広場、記念像、
窓の鉄格子・・・その場所に見られる全てが調和して意識的に美しい空間を作り上げているようです。
どこの街も歴史自体はありますが、本当の意味で歴史ある建物が残された街は、
ただ歩いてるだけでも楽しいですし、また歩きたいという気持ちにさせてくれます。
この写真のような細い通りの雰囲気も素敵です。
奥には教会が見え、石畳の道と通り沿いの建物が調和しているようです。
こちらは日本と違い、「電柱」が建物の前には見られません。
(もちろん電柱が建物の前にある通りもたくさんありますが)
これが街をいい意味でシンプルに見せてくれる要因のひとつです。
電柱がないので、建物の前面が直接視界に飛び込んで来ます。
右側に見える鉄格子もヨーロッパ的ですね。
こちらはウィーン旧市街地の
ユダヤ広場で、美しい広場の
ひとつです。
広場全体が石畳になって
います。
左の大きなバロック様式の
建造物、正面には逆に幅の狭い建物が並んでいて、
美しいコントラストを形成しています。
このようにちょっとした街の一角ですが、絵になる場所がたくさんあり、
気の向くままにぶらぶら歩きをしたいウィーンの街です。