先日「花のねこ」があることで知らるPRASKACに用があって行って来ました。
そこにはAstrogarten(アストロガルテン)という、ちょっとホッとするミニ庭園みたいなものがあるのですが、そこに唯一咲いていたものです。
これはKochsche Enzian ,Stängelloser Enzianなどと呼ばれ、
ラテン語ではGentiana acaulis、日本ではリンドウ属、チャボリンドウでしょうか。
原産はヨーロッパアルプスで、高さ5~10cm,アルプス地方標高800m~3000mの水分が多い草原や斜面に見られ、雪解け後の4月終わり~場合によっては8月までに青紫の花を
咲かせ、緑色の斑点が見られます。
見た目がよく似ているクルシウス・エンツィアンClusius-Enzian (Gentiana clusii)、
もしくはStängelloser Kalk-Enzian...日本名ではたぶんトランペットリンドウとよく間違えられます。こちらは紫の斑点があります。
この2月の半ばにこの種のリンドウがもう咲いているというのは、今年の冬が現時点では暖かめ・・・ということなんでしょうね。