このコーナーでは色々なクリスマス市について書きましたが、今日12月23日はいくつかの例外を除いてクリスマス市の千秋楽です。
ウィーンの真ん中に立つシュテファン大聖堂前のシュテファン広場でもChristkindlmarktが出ています。
ここは地下鉄の駅も目の前で、ケルントナー通り、グラーベンもそばにあることから
行き交人々がとても多いいので、クリスマス市という雰囲気ではなく、街中のちょっとしたスタンド的な雰囲気です。
シュテファン大聖堂・・・「シュテッフル」・・・を目の前に見ながらのプンシュは人気があります。
屋台のイルミネーションをよく見ると、ゴシック様式に登場する、ステンドグラスにもよく見られるトレサリーが表されています。
トレサリーとは、アーチ型の窓の上部にはめ込む装飾用の石の組子のことです。
窓を幾何学的もしくは複雑な曲線模様に仕切り、その間にステンドグラスをはめ込みます。ゴシック建築の特徴でもあり、狭間飾りとも呼ばれます。
夜のシュテファン大聖堂のライトアップは神秘的で美しいです。
この写真に見えるクリスマスツリーもかなり高いのですが、大聖堂がとても大きいのでツリーが小さく見えますね。
また大聖堂には特殊な光の効果も施されています。
ゴシック様式の歴史あるシュテファン大聖堂は何と言ってもウィーンの街のシンボルです。
ここはウィーンの街の真ん中であり、地下鉄U1とU3も通っていることもあって、地元の人が多く集まっています。
仕事帰りに軽くプンシュで乾杯!・・・というところでしょうか。
こちらはシュテファン大聖堂のChristkindlmarktの
プンシュカップです。
ウィーンの他のクリスマス市でも過去に登場した靴の形です。
カップにはシュテファン大聖堂がちゃんと登場しています。