観光では日本の皆様にとってあまり一般的ではないかもしれませんが、Schloss Hof のChristkindlmarktは地元でもとても有名です。
Schloss Hofは、ウィーンから車で約60km、スロヴァキアの国境に近いMarchfeldの一角にあります。
ここは12,13世紀にすでにVeste Hof と言われ、
Eckartsauerの所有でした。
オスマントルコの2回目のウィーン包囲で地位と名声を築いたプリンツ・オイゲンが、(ウィーンのベルヴェデーレ宮殿で有名)1725年にこの一帯を入手し、ルーカス・フォン・ヒルデブラントによってバロック宮殿に改築させました。
こちらはメイン宮殿中庭の
屋台風景です。
50ha以上もある敷地にSchloss Hofのメイン宮殿、美しいバロック庭園、Meierhof があります。
Meierhof は当時プリンツ・オイゲンが宮殿の敷地に同時に所有していた居住空間、馬小屋、農業場、工房として使われた場所です。
この敷地全体がChristkindlmarktになっているわけです。
こちらは、メイン宮殿とMeierhofの間にある通りに立つクリスマスツリーです。
奥にメイン宮殿が見えます。
この通りの左右にもたくさんの屋台が並んでいます。
どこのクリスマス市もそうですが、たいていプンシュスタンドが混雑しています。
こちらはMeierhof側です。
外だけでなく、建物の中にも店がたくさん出ています。
ここはクリスマス市とは関係なく、もともと宮殿敷地内に入るために入場料がかかるため、
クリスマス市も大人5ユーロの入場料金がかかります。
でも屋台の数が100以上もあり、色々な物が売っています。
ただ・・・
残念なことに週末しか開かれていません。
土曜日 10-20 日曜日 10-18 です。
ここはウィーンでは見られない大きなChristkindlmarktです。