つい先日「街中のイルミネーション」というタイトルで、グラーベンとコールマルクトの
イルミネーションを紹介しました。
今回は、その3大歩行者天国の「ケルントナー通り」です。
たいていのガイドブックではウィーン一番の目抜き通りとして書かれています。
国立オペラ座~シュテファン大聖堂を
結ぶケルントナー通りは、観光の皆さんの一番基本となる通りです。
旧市街地の歩行者天国では
一番長いこと、国立オペラ座と
シュテファン大聖堂という2つの重要な建造物を結んでいることなどが
理由です。
この通りは、ローマ時代からあった歴史ある通りで、1257年には
„Strata Carinthianorum“として文書で確認されています。
このケルントナー通りは、現在イタリアのベネツィアやトリエステに伸びる
当時の重要な通りの始点でもあること
から大きな意味を持っていました。
1974年から歩行者天国になっています。
(平日午前10:30までは車はOK)
こちら2枚目の写真も、1枚目と
ほぼ同じ位置で撮影したものです。
イルミネーションが違ってますね。
細かい星が消えて、その中から4つの
大きな星が登場しています。
このケルントナー通りは、細かい星と
大きな星が時間差で交互に現れます。
この交互に時間差で変化して、雰囲気を演出するイルミネーションはウィーンの街中では珍しいと思います。
このような街中のイルミネーションが
見られるのも、このアドヴェントの時期ならではのものですね。