モーツァルトが生まれた街として知られるザルツブルクのクリスマス市は素敵です。
写真で見られるように「Salzburger CHRISTKINDL-MARKT」という名称です。
ザルツブルクの大聖堂の形がイメージされていますね。
これはザルツブルクのクリスマス市の
プンシュカップです。
ここのプンシュカップは、細長くて、底がちょっとだけふくらんでいます。
後ろには鉄道模型が走っています。
ザルツブルクはモーツァルトより遥かに昔のローマ時代から存在し、
ヨーロッパでも早くから宗教的中心地として歴史ある街です。
早くも798年には大司教区になり、そこから歴代大司教がこの街を統治していきました。
そのためこのザルツブルクの中心にはたくさんの教会があります。
ザルツブルクのChristkindlmarktは、大聖堂前のドーム広場と、その隣のレジデンツ広場で開かれています。
この写真の後ろに見えるのがドーム(大聖堂)です。
よくあるラテン十字架形で建てられています。
クリスマスツリーも見えていますね。
この日ウィーンは小雨と曇りのどんよりした
天気でしたが、ザルツブルクは青空が広がっていて晴天でした。
こちらの写真はレジデンツ広場で、奥に見える建物は
新レジデンツです。
このザルツブルクのChristkindlmarktは売っている物もオリジナリティーがあっていい物が多くあります。
ウィーンの多くのクリスマス市は、広場や特定のスポットで開かれて
いる場合がほとんどです。
ザルツブルクは旧市街の建物が有機的に結ばれていて、狭い空間にたくさんの広場があります。
そのため特定のスポットでのクリスマス市というよりも、街自体がクリスマス市という印象を受けます。
最もウィーンはザルツブルクと比べると遥かに大きい街ですので、比較するのが間違っているかもしれません。
いずれにしてもザルツブルクのChristkindlmarktは、この旧市街地にある歴史的建造物とも調和して、とてもいい雰囲気です。