11月11日に「知られざる美しい中庭風景3」を紹介しましたが、このシリーズ第4弾です。
旧市街のショッテン教会近くにある中庭です。
ここはおそらく13世紀半ばからあり、有名なメルク修道院の所有する「Melker Hof」という大きな建物で、4つの中庭があります。
「Melker Hof」という名称は1510年からで、最後の増築が
18世紀後半です。
建物の壁の所にも蔦が伸びていてまたそれがいい雰囲気を
演出しています。
とても秋らしいです。
このこの外側は、かなり騒がしい通りなのですが、中庭特有の閑静な空間です。
こちらも旧市街の一角で、シュテファン
大聖堂に近い、モーツァルトハウスの
すぐそばにある建物の中庭です。
以前「知られざる美しい中庭風景」で紹介した、パヴラッチェン構造を見ることが
できます。
日本で言う2階、3階、4階、5階にコの字型に取り付けられているスタイルで、イカダのように綺麗に木が並べられています。
最上階には、バルコニーによく見られる花が見えます。
また4階正面には、2つのくつろげる椅子Liegestuhlが見られます。
このような中庭は入ってみて初めて
わかるものなので、外を普通に歩いていたら
全くわかりませんね。