シェーンブルン宮殿は重要なバロック建築であると同時に、世界遺産にも登録されています。
ここに来たらメインはもちろん宮殿の内部見学です。
宮殿内部はフレスコ画が素晴らしい「大広間」を始め、モーツァルトが御前演奏した「鏡の間」、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフ1世、エリザベート皇后を始め、ハプスブルグ家の多くの人々が登場し、個性ある美しい部屋が数多くあります。
宮殿見学が終わったら、庭園でのんびりしたいですね。
庭園から丘の上にグロリエッテが見えます。
もともとこの丘の上に宮殿の本館が来るはずでしたが、残念ながらそれは実行されませんでした。
このグロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようです。
完成は1775年です。
いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。
このグロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。
ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。
全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。
ここは有料で更にグロリエッテの上まで上ることができます。
またフランツ・ヨーゼフ1世の時代、ここはちょっとした祝典などが行われたり、朝食ルームとしても利用されました。現在はカフェレストランになっています。
こちらは先週の秋晴れの時に撮影したグロリエッテからの宮殿に向かっての眺めです。
画像は何の加工もしていませんが、グロリエッテ前にある池がとても青く見えました。
ウィーンの街と左側奥にウィーンの森が見えています。
このグロリエッテからの眺めも必見ですので、是非訪れて下さい!