今回は「花」ではないのですが、散歩をしていてちょっと印象的だったので写真を撮りました。
これはドイツ語でTintlinge,ラテン語ではCoprinus、
日本ではササクレヒトヨタケと呼ばれているキノコです。
ハラタケ科でササクレヒトヨタケ属に属するキノコの一種です。
高さは3cm~12cm程になる中型もしくは大型キノコで、表面は白色で繊維状で
無味無臭です。
幼時は白色ですが、成熟するに従って黒変し、最後は黒インク状に液化して消えます。
この液化は腐るのではなく、ササクレヒトヨタケ自身の酵素による自家消化だそうです。
食べることも出来て、味もいいです。
マッシュルームのような食感です。
ただ食べる場合は黒くなる前の白い状態が一般的です。
日本でも一般的に見られるそうですが、こちらでは晩秋にかけて草地や路傍で多く見られます。
この写真のものも実際に道端に生えていたものです。