先日仕事で移動中に街中を歩いていたらこの写真に見られるようなものを見つけました。
ここは、ウィーン旧市街地のある中庭の一角で、この場所は外からは普通はわからない、でも知る人ぞ知る、通り抜けができる閑静な場所です。
個人的にこのような路地や中庭は好きなので、旧市街を歩く時は
意図的に表通りを避けて、路地を通ることがよくあります。
普段この場所もよく通るのですが、以前は何もなかった壁の所に、鍵がついた鉄の棒が取り付けられていました。
最初これは自転車置き場だな・・・と思ったのですが、その割には自転車のタイヤを入れるには随分狭いスペースなんですね。
何だろう・・・と少し考え込んでしまいました。
それからまもなく何のためのものか見当がつきました。
これはキックボードの専用置場だったのです。
キックボードは私も出た当時
1999年からのMicroを持ってますが、その時から比べると今は色々な
メーカーが製造していて、幼児用の物までも出回っているぐらい
生活に溶け込んでいます。
こちらでは大人が通勤に使っている光景もよく見れらます。
自転車のタイヤが薄くて、幅が狭いタイプであれば、もしかしたらここに停められるのかもしれませんが、これは明らかにキックボード置場として設置されています。
実はここの中庭には学校もあるので、通学にキックボードを使っている人を考慮して設置されたのかもしれませんね。