大観覧車そばのジオラマ

プラター公園の大観覧車は映画「第三の男」でも有名で、9月29日付でこのコーナーでも

登場しています。

その大観覧車に乗る時に、最初にチケットをスキャンし、バーを回して先に進みます。

その先の空間には、大観覧車のゴンドラが何台も展示されていて、そのゴンドラの中に様々なウィーンに関係する歴史的なジオラマが展示されています。

 

これはウィーンの中心部にまだ城壁(市壁)

があるころのウィーンの中心部です。

シュテファン大聖堂が中央に立っているのが見えますね。

手前はドナウの支流が見えています。

この城壁が1858年ぐらいから取り壊されて、城壁ラインの外側に有名なリンク道路が建設されることになるわけです。

 

当時の城壁があった頃の街並みを完全に再現しているわけではありませんが、その当時をうかがえる雰囲気は十分伝わってきます。

 

ちなみに、ウィーンの歴史博物館に行くと、ウィーン中心部の城壁を伴った当時の姿が大きなジオラマで見ることができます。

 

こちらはシュテファン大聖堂の建設風景です。

大聖堂西側正面の異教徒の塔と、巨人の門が出来上がっているのがわかります。

大聖堂本体はまだまだこれから・・・といった感じですね。

建築やぐらなどが中々リアルに再現されて、これからシュテファン大聖堂がもっと大きくなる・・・ということがよくわかります。

このように各ゴンドラの中には、ウィーンでの歴史的出来事がジオラマで再現されています。

また、このジオラマゴンドラが置かれている空間の上部分をよく見ると、ウィーンの歴史的に有名なことが年代順に絵で表されています。

 

大観覧車に乗る時には、是非時間をかけてみて下さい!

 

 

 

 

 

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