先日9月29日に、ウィーン名物「大観覧車」について書きました。
今でも映画「第三の男」ファンがたくさん集まるウィーンの名物観覧車で、
また映画を知らなくても手軽に街の景色や夜景を楽しめるのでお勧めです。
この大観覧車は、現在映画と同様の15台のゴンドラが回っています。オリジナルは前回書きましたが30台でした。
この15台のゴンドラのうち、数台は特別ゴンドラがあってちょっと豪華内装に
なっています。この特別ゴンドラは、特別料金で貸切ることができます。
かつて、ある企業が昼食会を楽しんでいたり、カップルが誕生日パーティーを
楽しんでいるのを見たことがあります。
そんなアイデアのひとつで、車の宣伝にもこの大観覧車が使われていました。
この写真のように、ゴンドラの代わりに、車を固定して回らせるわけです。
本来そこにあるはずのゴンドラを取り外して、広告用に車を取り付けています。
最初はいつもの大観覧車という認識なので、気付きにくいのですが、何気なく違うゴンドラが回っていて、それが車だったのです。
こちらが大観覧車の乗り場で撮影したもので、スマートの宣伝でした。
何か日本に昔あったパーキングタワーを思い出させます。
実はこの車ゴンドラにも
ちゃんと乗ることができて、
通常のゴンドラ同様、一周を楽しむことができます。
大観覧車の係りの話では、このスマート広告は2週間という契約だそうで、その後は
もちろん取り外されて、通常のゴンドラがまたつけられます。
高くて目立つ大観覧車ですから広告に利用する・・・これはよくあることです。
でも本来のゴンドラを取り外して、そこに車を設置して、同時に回らせる・・・
という今回のようなことはちょっと珍しいですね!