これは、ドイツ語でGewöhnliche Wegwarte
(ゲヴェーンリヒェ ヴェッグヴァルテ)、ラテン語ではCichorium intybus、
日本では、チコリーとか、キクニガナとも
呼ばれています。
原産は地中海沿岸地方、西アジア、北西アフリカとも言われ、キク科の多年生野菜です。
だいたい2~5cmぐらいのライトブルー(薄い紫に近い色)の花で、高さは30cm~140cmぐらいです。
葉は羽状に切れ込んで、タンポポに似ています。
葉や根には独特の苦みがあって、若い芽や葉はサラダに用いたり、薬効のあるハーブとしても用いられます。
日本でも国産のチコリーが生産されているそうです。
低地の湿原などに多く見られますが、こちらでは道端などにもよく見られます。
この写真のチコリーはウィーンの森のマイヤーリンクで咲いていたものです。