昨日9月22日(日)は、もう毎年恒例の「Rasen am Ring」
(ラーゼン・アム・リンク)
の日でした。
これは、2007年から行われている行事で、ウィーンリンク道路上に
芝生を置いて、車を排除し、
ピクニック感覚で歩行者天国を楽しもう・・・というものです。
リンク道路の国立オペラ座~ウィーン大学まで車を通行止めにし、王宮庭園、美術史博物館があるマリア・テレジア広場の限られた区間に芝生が置かれました。
車は完全に通行止めですが、路面電車はそのまま走っていました。
芝生の外側には特定の部分に柵が設けられ、ウィーン市交通局係りや警官が何人も出動し、安全の警備をしていました。
こちらは「RING FREI!」のロゴで、autofreie Stadt (車がない街)を掲げています。
2007年9月22日に始まったこのイベントは、国際カー・フリー・デーに関連したもので、「車を使わない生活を考える」という目的で、その一環で行われているものです。
昨日は午前、午後と別々の皆さんとウィーンを案内しましたが、
午前中朝9時頃は、まだ
リンク道路を走ることができましたが、ぽつぽつと準備が感じられました。
そして昼頃にはこの3枚の写真のように、地元の皆さんから、
観光の皆さんまで、
このちょっとしたおもしろい状況を楽しんでいました。
リンク道路上の芝生に横になって大の字で寝られる・・・というのは
結構気持ちのいいものですね。
このようなおもしろいイベントは年間を通して、このウィーンの街ではよく
見ることができます。