今日御紹介させて頂くのは「Blockheide」(ブロックハイデ)です。
ここは興味深いことに自然に形成された巨大な石が
いくつも横たわっているという、地元でも有名な自然公園です。
ここは、NiederösterreichのWaldviertel(ヴァルトフィアテル)の一角で、
チェコとの国境に隣接する
オーストリアのGmünd
(グミュント)の目と鼻の先に
あります。
ウィーンからは車で約140kmと決して近くはありませんが、見る価値は大です。
ここはオーストリアの自然公園のひとつとして管理されていて、入場は無料です。
中に入ると、草原地帯、池、森、そして一番重要なこの自然から形成された巨大な石の塊をいくつも見ることができます。
ここは自然公園ですから、
ハイキング感覚で気軽に楽しめます。
同じ自然でも、巨大な石がそこらじゅうに見られるというおもしろさは、他ではまず見られません。
この石群は花崗岩が主流で、
ここで紹介したように、
巨石同士が重なっていたり、
また単独で巨石があったりと様々です。
また石が巨大なので、それに合わせた、とても大きなテーブルと椅子が置いてある箇所も
ユニークです。
展望台もあり、ちょっとしたスナックなどが買える小屋もあります。
また、ここには4つのテーマに分かれた散策コースがあります。
GRANIT-TOUR (2,9 km)
MYTHOlogieTOUR (3,5 km)
LANDSCHAFTSkulTOUR (2,8 km)
MARIENKÄFERWEG (5,6 km)
それぞれのコースには案内板も立てられていて親切です。
また印象的な巨石群にはちゃんと名前もつけられています。
ここは、人口5.400人程のGmündの街です。
この街の向こうは
もうチェコになります。
オーストリアによくある田舎町の綺麗な街並みが見られます。
車があれば便利ですが、ウィーンのFranz-Josephs-Bbahnhofから、2時間に一本、Gmünd行き直通電車があります。
167kmの距離で、所要約2時間15分です。
駅から約2km歩くとBlockheideの入口です。