9月に入り少しずつ秋の気配を感じます。
日もかなり短くなっていますし、朝、夕の気温の差が大きくなっています。
以前「ウィーンによく見られるこの時期の花」シリーズで紹介した花はまだこの時期でも咲いてるものもあります。
しかし基本的にかなり限られた花
だけが咲いています。
こちらはドイツ語でWunderblumen(ヴンダーブルーメン)、
ラテン語ではMirabilis jalapa、日本ではオシロイバナ(ユウゲショウ)です。
原産は中南アメリカでおそらくメキシコだと言われています。
こちらヨーロッパには1525年に入って来たようです。
日本には江戸時代に入って来たそうです。
高さ60~120cmが一般的ですが、まれに2mぐらいになるものもあるそうです。
花の色は、ピンク、赤、白、黄があります。
こちらでは観賞用として庭によく植えられていますし、道端などにもこの時期よく咲いています。ピンクというよりも紫に近いピンク色でしょうか。
かなり鮮やかな色で、多くの花が咲きますのでよく目立ちます。
別名ユウゲショウと言われるのは、このオシロイバナは夕方に花が咲き、
夜通し花が咲いていて、朝になると(明るくなると)花を閉じることからきています。