ウィーンは街の至る所に緑があります。
街中で緑と言うとたいてい市立公園とか王宮庭園などの
リンク道路沿いか、プラター公園やシェーンブルン宮殿などが思い浮かぶと思います。
その辺ならもう歩きました・・・という観光の皆様で、
ウィーンの森に行く時間もない、でも公園ではなくて静かな緑の雰囲気を味わいたい方にお勧めなのが
Botanischer Garten (ボターニッシャー・ガルテン)・・・植物庭園です。
このBotaischer Gartenはウィーン大学の管轄で、1754年
マリア・テレジアの時代から存在しています。80.000m²という市立公園よりも広い敷地には約9500種類もの様々な
植物が植えられています。
このBotanischer Garten は結構中心から近い所、でも観光の皆さんにはあまり気づかれない、しかもウィーンの観光ポイントとしては絶対に外せない有名なベルヴェデーレ宮殿の真横に位置しています。
ベルヴェデーレ宮殿があまりに有名な存在なので、たいていの人が気づかず、いや気づいているかもしれませんがあまり興味なく通り過ぎて行きます。
入場箇所は4箇所あります。
その一つとしてベルヴェデーレ宮殿をGürtel(ウィーンの中央駅界隈の大通り)側から上宮を正面に見て入った場合は、宮殿の立派なバロックの門を通る前、すぐ右手にアーチ状の小さな入口があります。
入るとすぐ左にルートが取られています。
ちなみにそのアーチをくぐるとすぐ正面には有料の「Alpengarten」アルペンガルテンというアルプス地域に見られる高山植物などが見られる小さな植物園があります。
そこではなく、アーチをくぐったらすぐ左に行きます。
メインの入口は正反対側で、ベルヴェデーレ宮殿の下宮があるRennweg からHotel Savoyenの手前すぐ右に入ったPraetoriusgasseにあります。
ここはウィーンの中心に近いとは思えないほど静かで、のんびりと地元人が歩き、あるいはジョギングしてる人などを見かけます。
また植えられている植物にはラテン語の学語も記された札も立てられています。
日本ほどではありませんが、竹が植えられている場所もあります。
ここは私も好きなスポットのひとつです。