6月18日にこのブログコーナーでウィーンで人気のあるアイスの種類について書きました。街中ではアイスサロンと言われるいわゆるアイス屋さんがたくさん
あります。
この暑い時期、アイス屋さんの前を通ると、地元の皆さんから観光の皆さんまで、ありとあらゆる人がアイスを食べています。
その中でも地元ウィーンで有名なアイスサロンは何軒かありますが、最近Tuchlauben のアイスサロンのいわゆる支店がオペラ座の横の,リンク道路と
ケルントナー通りの角にオープンしています。
ウィーンにはもっと古いアイスサロンはありますが、Tuchlaubenのアイスサロンは、文字通りTuchlaubenと言う旧市街地の一角の通りの名前で、そこの15番地にある約50年前の1962年、イタリアのトレント(ドイツ語ではTrient)出身のPerizzolo一族によって創業というアイスサロンです。
元々この角にはパン屋さんのチェーン店「ANKER」がありましたが、その場所がパン屋さんからアイス屋さんに変わったというわけです。
お店のカウンター的な空間の上部にガラスがあり、その上にノズルのミスト装置が取り付けられているのがわかります。そこからミストが吹き出しています。
この写真では残念ながらわかりにくいのですが、ぶら下げられているランプと店の間に少しモヤのように見えます。
ここは場所がとてもいいのでついついアイスを買ってしまいます。
質もとてもいいですね!
いわゆる本店Tuchlaubenは、地元では有名な通りですが、グラーベンの少し奥にあり、観光客のざわめきはあまり感じない場所です。
Tuchは生地という意味でで、ここは12世紀の半ば1153年に生地屋さんがあったことから来ています。その後いくつかの部分で様々な呼び名になり、1862年以来、全ての通りが現在のようにTuchlaubenとなっています。