先月7月30日のこのコーナーで「花のねこ」について書いた時に、ガーデンショップのPRASKACも紹介しました。
そのPRASKACの駐車場近くのちょっとした庭園にエーデルワイスが植えられていました。
ドイツ語でEdelweiß,
ラテン語でLeontopodium alpinumです。
エーデルワイスに属する(Leontopodium)ものはかなりの種類があるようですが、この写真のエーデルワイスはおそらく一番知られているものでしょうか。
こちらはグロースグロックナーが目の前に見られるフランツ・ヨーゼフ・ヘーエ付近で見つけた自然のエーデルワイスです。
最初の写真はPRASKACが意図的にたくさん植えたもので数多く密集していますが、やはり自然のエーデルワイスはそうそう多くはありません。
日本ではウスユキソウとも言われ、高貴な白というドイツ語直訳のエーデルワイスは高さ5cm~20cm,直立または上向きで、
花は3~12個の小さなボタンのようなものが見られ、それを白く綿毛に覆われた長さが異なる複数の葉が星形に取り囲んでいます。
7~9月に花が咲き、通常標高1800m~3500m地点の日当たりのいい石の多い場所、
岩壁、割れ目、山岳の草地などに見られます。
何と言っても映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも知られ、オーストリアでは国の花でもあり、保護指定植物になっています。
ちなみにPRASKACでは咲いているエーデルワイスも売られています。