こちらはドイツ語でJapanischer Schnurbaum (ヤパーニシャー・シュヌーアバウム)、
ラテン語ではSophora japonica,
日本ではエンジュで、
マメ科 マメ亜科 クララ属です。
高さは25mぐらいの落葉高木で、
黄緑っぽい白い花で、幹も短め、
7枚~17枚の楕円形の先が尖った葉が
特徴で、葉と花の部分は25cmぐらいになります。
原産はアジア南西部、おそらく中国です。
この木は長く続く夏の乾燥にも強いため、
こちらでは好んで街路樹や公園に植えられて
います。
写真は2枚共ウィーンの市立公園に植えられているエンジュです。
(2枚共別のエンジュです)
この時期に高い木で花をつけるのは限られているため、エンジュはとても良く目立ちます。
一般の庭ではほとんど見かけませんが、公園や道路脇などに頻繁に目にします。
たいてい木の下には散った花がたくさん溜まっていると思います。