こちらはBlumenkatze(ブルーメンカッツェ)...花のねこです。
正式にはPRASKATZ (プラスカッツ)といいます。
この素敵な花のねこがある場所は、
PRASKAC Pflanzenland Tulln
(プラスカス プフランツェンラント)
地元で有名なガーデンショップです。
場所はウィーンから約40km離れたTulln(トゥルン)にあります。
ちなみにこの街はエゴン・シーレが生まれた街です。
植物庭園的なこのショップはTullnの中心から離れた一角にあり、15.000m²の店の広さ、2500以上の様々な植物を栽培し、その場でもちろん購入できますし、カタログ購入も可能です。
植物だけでなく、ガーデニング関係の
物や石、灯篭、庭に置く椅子やテーブルなども販売しています。
PRASKAC はこの花のねこを最初から作る計画をしていました。
当初は紙でプランを考え、その後に合計12トンにもおよぶ鋼鉄を
ねこのフォームに組み立てました。
高さ約9mの骨組みに、12.000の花を飾り、猫の形を形成しています。
この猫のデザインに地元子供達の募集が行われ、100のアイデアを参考にして生まれたそうです。
たくさんの花が飾られているわけですが、もちろんその花が必要な水が与えられるように水まわりも中に設置されています。
2008年5月22日に低部オーストリア州の州知事立会いのもと序幕セレモニーが行われ、大変な賑わいでした。
ここはTullnの街からもちょっと離れていて、ある意味では何もない一角にあります。
そのため車が必要です。
巨大な花屋さんですが、公園感覚で散歩もでき、敷地内に小さな庭園もあり、行く価値は大です。
ヨーロッパでも一番花、草木の種類が多いガーデンショップのひとつです。