こちらはドイツ語でEibisch
(アイビッシュ)、ラテン語ではHibiscus syriacuc,
日本ではフヨウ属で、ムクゲです。
原産は南、東アジアでおそらく
中国です。日本には奈良時代に中国から入って来たそうです。
高さ2~3mで、
花が咲くのは6月~10月です。
ただこちらウィーンでは7月ぐらいから多く見られます。
花の色は紫、白、ロゼ、青紫が一般的です。
ラテン語からの「ハイビスカス」は広義ではフヨウ属の総称です。
日本では狭義で熱帯、亜熱帯性の
いくつかの種がハイビスカスと呼ばれています。
写真は2枚共、ウィーンのSchwedenplatzに植えられているEibischです。
こちらはうちの庭のEibischです。
原種は200~300種あり、
草本から、低木、高木まで様々な種類があります。
夏の間ずっと花が咲き続けること、
ある程度寒さにも耐えられること
などで、こちらではとても人気があります。
庭がある住宅地を歩けば、2~3軒に1軒はEibischが植えられています。
また庭の垣根にも頻繁に使われています。
街中でもちょっとした緑の一帯にも多く見かけ、観賞用として親しまれています。