これはドイツ語でBlasenesche
(ブラーゼンエッシェ),
ラテン語では、Koelreuteria paniculata、
日本語ではモクゲンジです。
原産は中国で、ヨーロッパには1750年に入ってきました。
日本では日本海側に見られ、15mぐらいになりこの時期には黄色い花を咲かせます。
こちらでは中央ヨーロッパに多く見られ、たいてい公園や道路脇に植えられています。ウィーンにもシェーンブルン宮殿界隈、王宮庭園にも見られ、この時期は背丈が高い木で、黄色の花を咲かせるのはこれしかないので、かなり目立ちます。
写真はウィーンの王宮庭園(Burggarten) のモクゲンジです。
花を咲かせた後、袋のような実をたくさんつけます。