ヨーロッパは自転車文化がとても根付いています。
ウィーンも陽気が暖かければ、自転車に乗っている人をとても多く見ます。
またこちらでは朝夕のラッシュ時を除いていくつかの規則を守れば地下鉄に自転車を持ち込んでもいいんですね。
ウィーン市内には自転車用の道が至る所にあります。自転車専用道路というのは中心には少ないですが、自転車専用ゾーンが多く作られています。
この写真はリンク道路沿いで、歩行者ゾーンと自転車ゾーンがハッキリ分かれていますね。
かなり速く自転車も走ってきますので歩行者として歩く時にはそれなりに注意をする必要があります。
ウィーンは当初レクレーションとして自転車が普及しました。
1878年には「ウィーン自転車クラブ」というものが作られています。
当時の自転車は、前輪がかなり大きくて後輪が小さいという、
今見るとレトロなタイプの自転車でした。それは石畳が多い街なので、その方が走り易かったとされています。
自転車で郊外に出かける人も多いですし、散歩代わりにドナウ河沿いを走ったり、ウィーンの森界隈を走る人を多く見かけます。
またスポーツショップの自転車コーナーには小さい子供から趣味、専門的な分野まで幅広く関係商品が売られています。