ウィーンでは旧市街から外側まで色々な所で石畳を見ることができます。
石畳のように道路舗装のようなものは、紀元前4000年頃メソポタミアでも確認されています。
またエジプト人なども物資を運び易くする為に使っていました。
古代ローマ時代に飛躍的に進歩したわけです。
近代的なアスファルトなどが登場する以前からヨーロッパでは石による道路舗装が行われていました。
ウィーンでは皇帝フェルディナント1世時代の16世紀ぐらいから本格的な道路舗装が行われたようです。
この写真は家のそばで、昔からのワイン製造農家がウィーンでは一番多く集まっている一角の路地で、たまたま石畳をこれからはめ込むという状態に通りかかりました。
これらの石はだいたい花崗岩が使われています。
こちらはウィーン旧市街の一角にある、13世紀当時の石畳です。
約800年前ということになりますね。
石畳はヨーロッパの都市景観にもなっていて、特に路地裏で見るととても情緒があります。