ウィーンによく見られるこの時期の花シリーズ第6弾は、ドイツ語でPfingstrose(プフィングストローゼ)、ラテン語でPaeonia suffruticosa、
日本語ではボタンです。
公園にも見られますが、普通の家の庭に特に多く見られます。
原産は中国で、当初は薬草として栽培されていたそうで、日本には奈良時代に入って来たようです。
ボタンはとても多くの種類がありますが、Strauch-Pfingstrose と Stauden-Pfingstrose
(ドイツ語) の大きく2種類に分けられます。
前者は、幹が太くなり、
通常1.5m~3mぐらいまでの高さになります。
極端な例では5mになるものもあり、60歳ぐらいになるものもあります。
後者はいわゆる一般的なボタンで、1m~2mぐらいで幹のように太くはなりません。
写真は2枚共うちの庭のボタンです。
写真1枚目のボタンはCoral Charm という名のボタンですが、かなりピンク色に見えてしまいました。でも実際の色はピンク、黄色、オレンジが混ざったような
(Lachsfarbe・・・サーモン色)色です。