この時期ウィーンに多く見られる花のひとつに、Rosskastanie (いわゆるマロニエ、
ラテン語では、
Aesculus hippocastanum) があり、ウィーンの街の街路樹ベスト3のひとつとです。
リンク道路周辺、シェーンブルン宮殿等に
多く見られます。
通常は、二等辺三角形状で、それぞれの三角形にいくつもの白い花が咲き、25mぐらいまでの高さになるのもあります。
1570年頃、コンスタンティノープル
(現トルコのイスタンブール)からウィーンにもたらされたとされています。
赤いマロニエもウィーンでは多く見ることができます。
こちらは赤のマロニエです。
ラテン語では、Aesculus x carnea です。
これは、北アメリカ原産のアカバナトチノキと通常の白のマロニエをかけ合せたもので、ベニバナトチノキとも呼ばれています。
白と赤のマロニエを同時に見ると、
コントラストがとても綺麗で、街の雰囲気も春から初夏です。