ユーロ紙幣が7種類あることはすでに書きましたが、
紙幣のデザインはヨーロッパの基本的な建築様式が表現されています。
表は建物の建築様式、裏は橋がそれぞれの時代の様式をテーマにデザインされています。
以下ユーロ紙幣の種類で、それぞれ実際の紙幣の色を背景に表にしました。
5ユーロ | ギリシャ、ローマの古代様式 |
10ユーロ | ロマネスク様式 |
20ユーロ | ゴシック様式 |
50ユーロ | ルネッサンス様式 |
100ユーロ | バロック、ロココ様式 |
200ユーロ | ユーゲントシュティール様式 |
500ユーロ | 現代建築 |
ユーロ紙幣のデザインは1996年2月12日から開始された欧州通貨機関の
理事会による選考で44の図案から選ばれました。
これはオーストリア国立銀行のロベルト・カリーナが作成したもので、
1996年12月3日に採用が決定されました。
つまりユーロ紙幣はオーストリア人のデザインが採用されたわけです。
これはまさにヨーロッパの過去の様々な建築様式が見られるウィーンのリンク道路です。
ウィーンのリンク道路とユーロ紙幣のデザインは共通するところがあったわけです。