ウィーンはカフェが生活に密着しています。歴史の中で名高いオスマントルコのウィーン包囲(1683年)の2年後に
最初のカフェがオープンしています。
スタバのような今風のカフェも多いですが、やはりウィーンカフェ文化は100年以上営業している伝統カフェがウィーンのカフェです。
決 して豪華な内装ではなく、でも伝統と懐かしさを感じ、年配のボーイさんがタキシードを着て仕事をしている、ウィーンカフェならではの新聞ばさみに挟まれた 新聞、スプーンが裏返しで登場、長居したくなる、コップ一杯の水道水がついてくる・・・
などなど色々な特徴があります。
また、「コーヒー」という名はメニューには存在しないので、何か名称で頼みます。
定番はMelange (メランジェ)で一番地元では飲まれています。
コーヒーとミルクが一対一でミルクが泡立ててのせてあります。
よく言う、ウィーンナーコーヒーという名称はありません。
外国からの人々がよくそう注文するので、カフェでは、ウィーンナーコーヒーと言われたら、これを出そう・・・なんて空気があることは確かです。
ウィーンでは「Einspänner」(アインシュペンナー)と言います。
通常はグラスでサービスされ、濃い暖かいコーヒーの上層に(カフェによってはコーヒーの層以上に)生クリームが詰め込まれてる!?ようなスタイルが一般的です。
ウィーンのカフェには様々な種類のカフェがあります。