こちらの料理はよくしょっぱい・・・と言われることがあります。
確かに日本と比べると味がしっかりとしていることが多いです。
これは基本的にヨーロッパ人の味覚が、辛いのか、甘いのかがハッキリしていることがひとつの理由でしょう。
日本でよく食べる煮物のように、甘辛い・・・こういう味はあまり理解されないような気がします。
辛いのか、甘いのかハッキリしろ・・・みたいな傾向です。
別の理由として、このオーストリアには有名なアルプスの岩塩があり、一般家庭で使われています。
この塩の本来の濃度がかなり高いんですね。
紀元前800年頃、ザルツカンマーグートのハルシュタットでは塩の採掘が頻繁に行われました。そこは現在でも塩が採掘されている美しい世界遺産に登録されている場所です。