私はウィーンの街がとにかく好きだったのでここに住み始めましたが、まさかここで仕事をしようとは思ってもみませんでした。
観光で見ている部分と、実際に住むこととはかなりのギャップが私の場合はありました。
観光ではいい所しか見られませんが、住むとなると、滞在許可等の色々な問題が出てきます。どの国もそうだと思いますが、外国人という立場で居住するわけですから、
その国の法律に従って、当局との様々なやりとりをしなければなりません。
住居探し、銀行口座開設、住民登録、滞在許可申請、労働許可・・・等全てがめんどうですし、運もあります。
しかし、その国の言葉(ここはドイツ語ですが)をできるだけ準備してくれば、人をあまり頼ることなく自ら解決していけると思いました。
現地に来てからでも何とかなる・・・なんて思っていると、2年ぐらいは無駄にしてしまうのではないでしょうか?
私は日本での社会人時代に通勤電車の中でドイツ語を始め、
何とか日常会話ができるレベルでウィーンに住み始めました。
当初ウィーン滞在が2年と決めていたので、時間を有効に使いたかったからです。
でもそれは結果的に大きな財産として残っています。