ウィーンの水道水はアルプスの湧水が使われています。
ウィーンから約90km離れたアルプスの一角に水源があり、そこは見学することもできます。
1秒間に、250L~2500Lという大量の水が湧いていて、4本の水道管によって、2本ずつ、それぞれ別ルートで直接ウィーンに供給されます。
水がウィーンまで運ばれる時間は、それぞれ24時間と36時間かかります。
ウィーンの上水道は、このアルプスの湧水が、厳密には98%使われ、残り2%は、ウィーン市の地下水を混ぜて各家庭に供給されています。
質は硬水ですが、とても良質です。
カフェの文化が根付いているウィーン・・・水もおいしいんですね。
そのため、カフェでは必ずコップ一杯の水道水が付いてきます。
こちらの写真はウィーンの南の森で有名な温泉町バーデンに見られる水道橋です。