今年は例年と違って30℃を超えた日が6月の後半となりました。
こちらは日本よりも日差しが強いので、20℃ぐらいの気温でも直射日光の下だとかなり暑く感じますが、30℃を超えた時は刺すような日差しの強さを感じます。
湿気が少ないので、ジト~っとした不快感はあまり感じませんがとにかく暑いの一言です。
街中を歩くとテラスに座って冷たい物を飲んでいる人がたくさんいたり、アイスを食べながら歩いている人を多く見かけます。
アイスと言えばウィーンにはアイスサロンがいくつもあって、2年前の2014年8月アイスサロンベスト10を話題にしました。
地元ではカフェハウスと同じようにお気に入りのアイスサロンに行く人が多いです。
さて、3年前の2013年6月にウィーンで人気のあるアイスの種類について触れましたが、その傾向は変わっているんでしょうか?
ウィーンの今年の夏は去年の夏と比べると30℃を超える日が少ないですが、湿気を感じられる日が多く、また一時的な強い雨がよく降ってきます。
暑い晴天が何日か続くと大気のバランスが崩れて必ず雷を伴った強い雨が降り、その後は少し涼しくなって雲が多い日が少し続いたかた思うと、その後また30℃前後という暑くていい天気になることを繰り返しています。
そもそもオーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っている国ですから雲の動きも複雑です。
さて、今日は毎年話題にしているこの時期非常にポピュラーな花を今年も取り上げます。
ウィーンは100年以上も続いている有名な歴史ある伝統カフェから地元人に根付いたローカルな一般カフェ、そしてスタバのようなカフェまで様々です。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されているので、ウィーンに来たらやっぱり有名なカフェハウスに最低一度は入って、ちょっとくつろぐ時間も必要です。
私の場合は毎日様々なお客様を御案内していますので、時には静かに物思いにふける時間が必要です。
そんな時にカフェに足を運びます。
また、次の仕事まで時間的に中途半端で家に帰れないような時によくカフェを利用します。
私にとってもカフェハウスは重要で、ウィーンの文化に忘れてはならないものです。
もう何回も書いていますが、個人的にケーキが一番おししいのはハイナーなのでよくハイナーには足を運びますが、一番私が好きなカフェはSperlです。
でもここは中心からちょっと行きづらいので、時間が限られている時にはどうしても中心地になります。
それ以外にも有名なカフェがたくさんあるので、どれにしようかと選ぶのもまた楽しみのひとつとなっています。
個人的にGriensteidlも好きで、デーメルなどと違って慌ただしさがなく気軽に寄れます。
今日はここのザッハートルテをちょっと話題にしましょう。
ウィーンは暑い日が続いていますが、今年は30℃を超えた最初の日が6月23日で去年と比べると遅めだった割には、30℃を超えた日がすでに一昨日まで16日あります。
でも日陰に行くと心地よい風が吹いていることが多いですからそれなりに凌げます。
さて、前回の知られざる美しい中庭風景 33では旧市街地一角とシェーンブルン宮殿をテーマにしました。
今日はちょっと郊外です。
最近毎日のようにベルヴェデーレ宮殿に入場する観光が続いています。以前はベルヴェデーレ宮殿というとバスから降りて上宮の後ろからウィーンの中心に向かって見える美しい眺めを楽しんでまたバスに戻ることが普通でしたが、2012年のクリムト生誕150周年記念の年からここは入場観光することが本当に多くなりました。
ある週は7日ここに入場した時もあります。つまり毎日ですね。
日本でもクリムトを好きな方が増えてきていることがわかります。
ウィーンの何かが有名になることは嬉しいことです。
このベルヴェデーレ宮殿はエントランス、大理石の間を除いて絵画コーナーは撮影禁止であることは有名です。
しかし・・・
先週から何と!!絵画コーナーも撮影が許可されました。
でもこれからずっと・・・というわけではありません。
オーストリアでウィーンの次に行きたい街と言えば一般的にザルツブルクでしょうか。
モーツァルトが生まれた街、ヨーロッパでも早くからの宗教的中心地としてを歴代の大司教達が統治してきた北のローマとも形容される美しい街です。
それ以外でも日本でもお馴染みな映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台ともなりましたので、映画を知っている方にとっても魅力的な街です。
ザルツブルクを観光する時にはモーツァルトの生家がある旧市街を中心に徒歩で、そしてザルツァッハ川を渡った新市街地側にあるミラベル庭園も絶対訪れます。
その美しいミラベル庭園にはミラベル宮殿がありますが、そこには通常の観光ではまず行かない、しかしとても有名なEngelsstiege (エンゲルスシュティーゲ)・・・"天使の階段"があることで知られています。
オーストリアは郊外にも美しい風景が広がっていて見所が本当に多く点在しています。
ウィーンの中心はかつての帝国の都であったことから荘厳な街並みですが、ちょっと外に行くだけでもの中心とは違った、のどかな美しい風景を見ることができます。
うちは家族で郊外に出かけることが多くオーストリアの自然を満喫します。
その時にオーストリアの普通のガイドブックには絶対に紹介されていない、しかし地元ではよく知られた所に行くことも多いです。
最近またHochmoor Schrems(ホッホモーア シュレムス)という、うちのお気に入りのスポットに出かけてきました。
ウィーンの美術史博物館は内容から言ってヨーロッパ3大美術館のひとつに数えられていて、15世紀~18世紀の絵画史上重要な作品が並んでいます。
一般観光でもここを御案内することが年間を通して非常に多く、多い時は1週間に4回来ることもあります。
仕事でここに頻繁に来ても、仕事の空き時間にプライベートで来ることも多くあり個人的にも好きな場所です。
何と言ってもこの建物に入った瞬間に世界が変わりますね。
この美術史博物館は今年オープン125周年記念で、大階段ホールには記念の展示が見られます。
その125周年記念の一環で美術史博物館はとてもおもしろいことをしています。
ウィーンは"森の都"ともよく形容される通り、ヨーロッパの街では街の広さに対して緑の比率が最も高い街で、この街に来た方はウィーンは緑が多いことにすぐに気づくはずです。
中心のリンク道路沿いだけでも5つも公園や庭園があり、外側にはシェーンブルン宮殿やプラター公園、多くの公園や街路樹が存在しています。
またここでもよく話題に取り上げるヒルシュシュテッテン花壇庭園や植物庭園など多くの専門的な公園もありますが、その大きなウィーンの街の緑を囲む、もっと大きなウィーンの森があるわけです。
緑が多いということは街も美しく見えますし、空気もきれいで心も落ち着きます。
私は個人的に時間がある時には色々な所に家族と出かけてますが、今日テーマにするここもうちのお気に入りのスポットです。
普段見慣れている街並みを別の角度から見た時の新鮮さや、あまり見ることができない角度からの風景などをテーマにしているこのタイトルもお馴染みになりました。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル 33ではウィーン中心部にある国会議事堂とウィーンの南の森にある
ハイリゲンクロイツの修道院の教会の塔をテーマにしましたが、今回は中心ではありません。
夏至からもう1ヶ月が経ち、日が少しづつ短くなっていることを考えるとちょっと寂しいです。
ウィーンは今週からまた日中30℃を超える日が続いています。
街中を歩けばたくさんの人がのんびりとカフェテラスなどに座って喉を潤しています。
文字通りのコーヒーを飲んでいる人、ジュースを飲んでいる人、ワインやビールを飲んでいる人など様々です。
暑い日が多いこの時期は必然的に喉が渇きますが、冬でもこちらでは水分補給は重要だとされています。
さて、オーストリアではどんな飲み物が多く飲まれているのでしょうか?
オーストリアは観光立国のイメージがあると思いますが、この国は小さい国ながらかなりの経済大国です。
観光業も国がある程度の保護をしてくれているので、私は国家公認ガイドとしておかげさまで年間を通して忙しくいています。
観光業も重要ですが、それよりも比率がずっと高いのは製造業です。
オーストリアの製造業で最も売り上げがある大企業がRed Bullです。
日本でもかなり知られているはずですが、これがオーストリアの企業であることは意外と知られていないようです。
参考までに以下もどうぞ
先週は涼しい日が多く、オーストリアの西側などは雨続きでウィーンも青空はあまり見られませんでした。
でも7月はすでに30℃を超える暑い日も多く、そんな時の徒歩観光はお客様にとってはかなりきつい観光となるようです。
暑いと疲れ方も違いますね。
私は毎日仕事で歩いているので慣れていますが、普段あまり歩かない方にとっては中心部を1時間ぐらい歩くだけで疲れてしまう方も多くいらっしゃいます。
ヨーロッパの都市観光はバスの規制なども多く、歩くことが多いですし、ウィーンだってリンクの内側も徒歩でなければ見られない所ばかりです。
ウィーンの中心部(リンクの内側)はオペラ座裏のアルベルティーナを除きバスが入れません。
ちなみにアルベルティーナに入るためには私、国家ガイドが所有しているEinfahrtsgenehmigungという許可証が必要ですから、これがなければ入ることができません。
このアルベルティーナに入ると前回話題にした黄色いモクゲンジがかなり目立って咲いていますが、今日は紫色のこの時期定番の花です。
ウィーンに初めて来てシェーンブルン宮殿に行かない方はまずいらっしゃらないでしょう。
ハプスブルグ家の夏の離宮であるシェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、また世界遺産にも登録されていて、オーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れる場所です。
私はオーストリア国家ガイドとしての仕事上、シェーンブルン宮殿を1日2回御案内することもしょっちゅうです。
このシェーンブルン宮殿は庭園も素敵で、この庭園だけでも十分1日過ごすことができます。
地元の人は何十年も前に宮殿内部を見学してその後は1度たりとも訪れてない・・・という方が圧倒的に多いようですが、逆に庭園には頻繁に訪れます。
私も仕事でしょっちゅうシェーンブルン宮殿に来ていても、プライベートで家族と来ることもよくあります。
仕事の時とは全然違いますよね。
家族と来る時にはたいていシェーンブルン宮殿の動物園に行きます。
ここはとにかく地元では大人気のスポットで、以前シェーンブルン宮殿の動物園をこのコーナーで話題にしていますが、最近もまた出かけてきました。
日本からの団体ツアーではほぼ100%観光内容が事前に決まっていて、お客様の旅のしおりにもどこを観光するかしっかり書かれています。
ヨーロッパは古い建物を修復しながら残していきますから街並みが美しいです。
ウィーンの街はかつての"帝国の都"を現在でも十分感じることができる歴史的に重要な荘厳で美しい建造物がたくさん見られます。
歩いているだけで楽しくなるウィーンの街並みですが、ヨーロッパ文化を手っ取り早く感じるためには街中の教会に行くのもひとつの方法ですね。
ウィーンにも歴史的に重要な教会がたくさんあります。
ウィーンの街は、街全体に歴史があるので中心から離れても歴史的に重要な建物がたくさんあります。
今日は郊外にある教会についてちょっとまとめてみます。
オーストリアは食料品がヨーロッパでは一番高いとも言われていて、さらに人件費や税金も高いので、日本のように安くておいしく食べられる店は少ないです。
そのためレストランで食べれば結構高くなってしまいます。
こちらは日本のコンビニなんていうものは存在しませんから、昼などを安く済ませようとすると、スーパーに行ってパンにハムなどを挟んでもらって公園などで座って食べるのがいいでしょうか。
もしくはソーセージスタンドもお勧めです。
街中のソーセージスタンドではおいしそうなソーセージがたくさん売られています。
今日は地元でポピュラーなソーセージについて少し紹介します。
私は観光案内という仕事柄、毎日お客様と歩いています。
団体ツアーの場合は大型バスで観光しますが、移動はバスでも目的のスポットに行くまでは歩くことが多く、また博物館の中だって結構歩きます。
団体ツアーでも徒歩観光の場合も意外と多いですから、1日に換算するとかなり歩いていることになります。
それが毎日ですからね・・・。
そう思うと有り難いことに健康な仕事です(笑)
昨日の午前はバスで観光しましたが、昼食の後からは徒歩観光で、昨日は蒸暑くて大変でした。
途中、ホテルザッハーでお茶休憩をしている時に強い雨が降って来ました。
しばらくホテルで足止めとなりましたが、30分後ぐらいには青空が広がりました。
仕事で普段たくさん歩いていますが、プライベートでもよく散歩しますし、ウィーンの森などにもよく行きます。
7月に入ると咲く花も春と比べるとぐっと少なくなり、限られてきますが、それでも自然を観察すれば色々な花が咲いています。
このウィーンこぼれ話のコーナーでは御存知の通り花の話題も多く登場していますが、四季を感じるものとして、またウィーンは森の都と言われ緑がとても多い街ですから花も話題にしたくなります。
花は開花時期があるので、毎年同じような時期に同じ花が話題になりますが、同じ花でも別の場所に植えられていたり自生したりしているものを撮影しているので毎年異なっています。
前回は黄色いモクゲンジについて書きましたが今日は紫です。
オーストリアでのひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのはシェーンブルン宮殿です。
シェーンブルン宮殿はマリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフ1世が好んだハプスブルグ家の夏の離宮で、ヨーロッパでも重要なバロック建築のひとつであり、そしてオーストリアの世界遺産にも登録されています。
シェーンブルン宮殿は1日2回御案内することも多く(日によっては3回の時もあります)、ガイドとして頻繁に行きますのでこのコーナーでもよく話題にしていますが、宮殿内部は撮影禁止なので宮殿内部の写真はここには一切掲載していません。
シェーンブルン宮殿に来ればウィーンに今、どのくらいの観光客が来ているかというひとつの目安にもなります。
カレンダーの週末や休暇の時など、ここはすぐに混み合います。
例えば今年の復活祭の時も大混雑でした。
7月から休暇シーズンに入り、オーストリアの地元の人達は国内を始め、地中海の魅力的な島々、ヨーロッパ内の色々な所に休暇に出かけますが、ヨーロッパを脱出する方も少なくはありません。
その反面、ヨーロッパを始め世界の色々な地域の方々がウィーンやオーストリアを訪れます。
シェーンブルン宮殿も混雑する日が多くなってきました。
日本でやっていた仕事とは全く違いますが、オーストリアの国家公認ガイドという仕事は天職だと思っています。
日本からのお客様にウィーンの奥深さを始めとして、美しいこのオーストリアの魅力をもっともっと伝えてそれを知って頂いて共感して頂くことに喜びを感じます。
私の仕事はウィーンの様々な場所から始まりますが、団体ツアーの場合は圧倒的にシェーンブルン宮殿から始まることが多く、ベルヴェデーレ宮殿、国立オペラ座やもちろんホテルなども多いです。
場合によってはザルツブルクやメルク修道院、ミュンヘンやプラハやブダペストから始まることもあります。
遠くから始まる場合はたいてい前泊して翌日の朝、お客様とミートします。
先日、朝に市立公園を散歩したことを話題にしましたが、今回は6月中旬のある朝、中心界隈のホテルに向かう途中にカールス教会前の公園を散歩しました。
ウィーンはおいしいケーキが食べられる地元で有名なKaffeekonditorei (ケーキ屋さん)がたくさんあります。
個人的にはハイナーが一番好きですが、オーバーラーやラントマン、カフェ モーツァルトといった有名店にもよく行きます。
ウィーンと言えばザッハートルテが一番知られていると思います。
どこでも食べられるザッハートルテはやっぱりホテルザッハーかデーメルでしょう。
でもザッハートルテがウィーンで一番おいしいケーキというわけではありません。
ザッハートルテと並んでウィーンで人気のある定番トルテのひとつとしてはApfelstrudel (アプフェルシュトゥルーデル)も外せません。
場所によって味が結構違うApfelstrudelはいわゆるアップルパイで、日本の団体ツアーの食事のデザートでもよく登場します。
このApfelstrudelがどのように作られるか手軽に見ることができます。
通常の日本からのツアーではシェーンブルン宮殿を観光しないツアーはまずありません。
半日観光でも全日観光でも、また数日に及ぶ場合でもシェーンブルン宮殿はやはり外せませんね。
団体ツアーでシェーンブルン宮殿に入場する場合は事前に時間予約されていますので、待ち時間なくスムーズに宮殿に入ることができます。
一般的には宮殿見学をした後、トイレ休憩を含めたフリータイムとなり、その時にシェーンブルン宮殿のショップを見たり庭園に行くことが多いです。
シェーンブルン宮殿の庭園はとても広く、グロリエッテという凱旋門のようなものが丘の上に立っています。
シェーンブルン宮殿の庭園に行くには宮殿を正面に見て、右側と左側から後ろに行くことができるようになっていますが、左回りはかなり遠回りになるので右回りをお勧めしています。
この時に西側庭園を通ることになるのですが、ここには季節のよって美しい花が見られ、特にフジのアーチとバラが素敵です。
今日はそのバラが咲いている雰囲気をお届けします。
昨日も書きましたが7月に入りオーストリアでは休暇シーズンに入りました。
地元の子供達が一番楽しみにしている長い夏休みです。
こちらは9月から新年度が始まりますので、学校はウィーンの場合7月1日がいわゆる修了式でした。
社会人がとる休暇をUrlaub (ウアラウプ)、逆に小学校からの子供達の場合は"Ferien" (フェーリエン)という言葉が用いられています。
ウィーンはヨーロッパのほぼ中央に位置しているので、ヨーロッパ内にはどこでも手軽に飛行機で行くことができますから2時間~2時間半も飛べばほぼヨーロッパのどこへでも行けます。
この休暇シーズンを始め、シーズン中はウィーンからダイレクトで地中海の有名な島々へのフライトが頻繁にあります。
オーストリアは山と河の国ですから、海がある所で休暇を過ごす人がかなり多いです。
でも小さな子供達がいる家庭では国内旅行が多く、オーストリアにも地元オーストリア人にとっても魅力的な場所が数えきれない程存在しています。
また、逆にヨーロッパの他の国からこのオーストリアで休暇を過ごす人もたくさんいます。
人によっては1年前から休暇を予約することも多く、"休暇"という習慣はとても重要です。
1年前から予約するということはそれなりにプランが必要ですが、人によっては行き先を決めず、思い立ったその時に空いている場所でお手頃な値段で行ける所に決める人も意外と多いです。
さて、今日オーストリアではどのような方法で休暇をブッキングしているのでしょうか?
ウィーンは休暇シーズンに入りました。
7月、8月は休暇シーズンで地元の人が多く地元を留守にする時です。
学校も長い夏休みですから、親御さん達もそれに合わせて休暇を取り家族で出かける方が非常に多いです。
ドイツ語で休暇は"Urlaub" (ウアラウプ)と言います。
ウィーンの街は地元の人が少なくなっても、逆にヨーロッパからや日本の皆さん、世界から多くの人が訪れてくれますので観光客の姿が多く目立つ時でもあります。
今日は毎年この時期に話題にしている黄色い花を今年も登場させたいと思います。
ウィーンの街を観光する時に必ずと言っていいほど国立オペラ座が位置関係の目安になると思います。
イタリア・ルネッサンス様式で作られたリンク道路最初の大建造物としてプランされたオペラ座は見た目だけではなく、運営状況も想像を絶する規模です。
国立オペラ座は絶対にガイドツアーで見ることをお勧めします。
もっともここは個人で入れるのは公演を見る時だけで、それ以外は国立オペラ座が半ば不定期で提供しているガイドツアーのみで見学が可能です。
私は国家公認ガイドなのでガイドツアーを提供している時間であれば皆様だけを御案内することができます。
実際私はパッケージツアーの皆様や、このホームページから申し込まれた様々なお客様を御案内しています。
この国立オペラ座の舞台の上で、実際にセットを構築しているいくつかのシーンをご紹介します。
すでにこの国立オペラ座については何回か話題にしているので興味ある方は以下も御参照下さい。
最近日本からの団体ツアーでは"路面電車の体験乗車"を観光中に組み込むことがまた多くなりました。
以前からもありましたが、観光内容がワンパターン化しないように、また他の旅行会社との観光内容に差をつけるためにも組み込まれているわけです。
この場合は路面電車をチャーターするシリーズとは違って、どこかで普通に走っている路面電車に数分乗車するというものです。
どこかでと言っても、観光内容からして乗車する場所はたいてい限られているわけで、リンク道路沿線かベルヴェデーレ宮殿から中心に向かう時に乗車するのが一般的です。
その時にはお客様にウィーン市の公共交通機関のシステムや料金の御案内もします。
当然、定期的に検札が行われることや、不正乗車の際の罰金などの話もするわけですが、ある時、停留所で不正乗車の話をした後、路面電車に乗り、走り出した直後に検札が来ました。
オーストリアはヨーロッパでは物価が高い国に入ると思います。
かつての共産圏には入らず、民主主義の共和国として小さい国ながらもされなりの経済大国で色々な産業もあります。
一見、観光立国のように見えるかもしれませんが、観光業も重要な産業のひとつではありますが、比率的に見ればそれ以上に製造分野がはるかに多い割合となっています。
去年2015年にオーストリアの重要企業を少し紹介していますが、レッドブル、スヴァロフスキーが1位,2位となっています。
さて、先日の新聞にオーストリアがEUでは4番目に裕福だ・・・という記事がありましたのでそれに少し触れてみたいと思います。
早いもので今日から7月です。
昨日も書きましたが今年は6月23日に初めて日中の気温が30℃を超え、続く24日、25日も30℃を超えました。
日差しが日本よりも強いので30℃を超えるとかなりきついです。
湿気が少ないですから不快感を伴う暑さとは違うので、日陰に行くとかなり快適です。
その後Gewitterが来て、雷を伴うものすごい強い雨が26日の1:00頃から降り出しました。
その時オーストリアでは稲光や雷が24時間で40.000回近くも観測されました。
その後また暑くなり、昨日の夜は雨が多く降って来ましたが今日はいい天気な穏やかな青空の朝です。
さて、今日はこちらで大変ポピュラーな、そしてどこにでも見られる街路樹についてです。