いよいよ今日がクリスマスですね。
例年通りクリスマスは気温が高めで、今日は朝6:30の時点で11℃もありました。
こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。
うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、今日の昼過ぎには部屋に入れてネットを外して飾ろうと思います。
ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。
遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。
家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。
クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。
このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれたことは御存知でしたか?
今年も私のホームページの伝統としてこの曲をクリスマス・イヴの話題にしたいと思います。
ウィーンの街にはドナウ河が流れています。
ドナウ河はヨーロッパでは2番目の長い河で、全長約2.860km、ドイツを水源として、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナと10ヵ国を通り、最後は黒海まで流れています。
その中でオーストリアのドナウは約350kmです。
全長2800km以上あるドナウ河の最も美しい所と言われている有名な「ヴァッハウ渓谷」は、幸いにしてこのオーストリアに位置して、私も大好きな場所です。
ギリシャ人達ももちろんドナウは知っていましたし、ローマ時代にはドナウ河が国境ともなり、そのドナウ河沿いには重要な街がいくつもあり、ウィーンはその街のひとつです。
ウィーンのドナウ河は、永年からの河川工事のおかげで、現在見られる姿になっています。
ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
今日はこのAlte Donauの秋の姿をお届けします。
ウィーンの朝は日によっては5℃前後と冷え込む日が多くなってきました。
自然を見れば葉の色が変わり、マロニエの実がたくさん落ちていて秋の街並みとなっています。
ウィーンの森を始め、豊かな自然が広がっているウィーンの郊外もこの秋の時期はいいですね。
うちは天気がいいとよく外に出かけて自然を楽しみますが、今日はその場所の秋をお届けします。
10月も半ばに入り、秋が深まっていくウィーンです。
昨日までは日中の気温が20℃を超えていましたが、今日から少し寒くなるようです。
ひと月前に今シーズンからメルクの船着き場の場所が変わったことについて書きました。
メルクからクレムス行きの船に乗ってドナウを下っていくわけですが、クレムスまでは行かず、その手前のデュルンシュタインで下船して散策を楽しみたいです。
この小さな街をぶらつくだけでも十分楽しいですが、余裕があればこの上にある廃墟のお城まで登りたいですね。
オーストリアは国土の63%が山岳地帯で、ヨーロッパアルプスが大きく国内を横たわっています。
アルプスというと高い山をイメージしますが、ウィーンの街を取り囲むウィーンの森だってアルプス山脈に属します。
そのアルプスは北部石灰岩アルプス、中央アルプス、南部石灰岩アルプスと大きく分けることができますが、アルプスそれぞれの地域でローカルの呼び名があります。
私の大好きなザルツカンマーグートもアルプスの北斜面に位置する景勝地で、大小70以上の美しい湖が点在し、その湖畔には魅力的な街が多くあります。
先日話題にした白馬亭はWolfhangseeという湖のほとりにある知られたホテルです。
以前はWolfgangseeのSt.WolfgangやSt.Gilgenなどに寄るツアーが多かったですが、ここ15年ぐらいからはハルシュタットまで足を延ばすツアーも多くなっていますね。
ハルシュタットもSt.Wolfgangとはまた違った落ち着いた良さがありますね。
夏休みに白馬亭に宿泊した時にはここを拠点にしてハルシュタットにも久しぶりに行きましたが、コロナ以前には日本隣国からの観光客が占めていて、ハルシュタットのイメージがあまり良くなかった(笑)のですが、この時はハンガリーやスロヴァキアなどからの観光客が溢れていて、駐車場も空きがありませんでした。
かなりカラーが変わっていたハルシュタットでした。
ハルシュタットの岩塩鉱やダッハシュタインの巨大な氷の洞窟なども久しぶりに行ってきました。
先日ハルシュタット湖を掲載しましたが、今日は別の角度からの眺めです。
ウィーンは様々な形容をされる中でよく"バロックの都"と言われます。
もちろんウィーンはバロック様式だけではなく全ての建築様式を見ることができますが、この街の歴史的背景から重要なバロック建築が数多く存在します。
今日は一般観光客が残念ながらあまり訪れることがない、しかし重要なバロック建築の教会を話題にします。
オーストリアは国土の63%が山岳地帯で、ヨーロッパアルプスが大きく国内を横たわっています。
ウィーンはかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が立ち並ぶ優雅な街ですので、アルプスの高い山とは無縁のような気がします。
しかし、郊外に足を延すと長閑で美しい風景に出会えます。
アルプスというと高い山をイメージしますが、ウィーンの街を取り囲むウィーンの森だってアルプス山脈です。
そのアルプスは北部石灰岩アルプス、中央アルプス、南部石灰岩アルプスと大きく分けることができますが、アルプスそれぞれの地域でローカルの呼び名があります。
私の大好きなザルツカンマーグートもアルプスの北斜面に位置する景勝地で、大小70以上の美しい湖が点在し、その湖畔には魅力的な街が多くあります。
先日話題にした白馬亭はWolfhangseeという湖のほとりにある知られたホテルです。
ここで昼食をとる日本からのツアーも多いですね。
一般団体ツアーの場合ザルツカンマーグートはウィーンに来る際に、もしくはウィーンからザルツブルクに向かう際に半日ほど寄ることが多く、最近白馬亭ではなく、ハルシュタットでランチという行程の方が多いと思います。
時間が限られてますから、どうしても寄れる場所がある程度限られるわけですね。
でもザルツカンマーグートは数日は滞在したい所で、宿泊は1カ所でもいいですが、できれば車で色々な所を周りたいですね。
今日は世界遺産にも登録されているハルシュタットの湖をお届けします。
ウィーンは日中の気温がまだまだ25℃前後と半袖で十分な陽気が続いていますが、朝が結構涼しくなっていますね。
これも秋が近づいていることを感じさせます。
夏休みが終わり、昨日から新年度が始まりました。
なんとなく休暇ボケを引っ張りながらの社会風景です。
さて、先日久しぶりに白馬亭に宿泊したことを書きましたが、今日はその界隈の雰囲気をお届けします。
9月に入って朝夕はかなり涼しくなり、秋の訪れを感じるウィーンです。
夏休みも残す所あと2日となり、来週月曜日から学校も始まり新年度です。
今年はコロナ禍3回目の夏休みで、過去2年と比べると多くの人が色々な所に出かけています。
うちも今年の夏は結構色々な所に行きました。
うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide" (ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが最近今年になって初めて行ってきました。
ウィーンの街も奥が深く、様々な角度から楽しむことができますが、ウィーンの外側・・・オーストリアの郊外には地元だけで知られている面白いスポットがたくさんあります。
うちは自然が好きなので、よくおにぎりを持ってハイキング(散策)に出かけますが、面白い所がたくさんあります。
先日その面白いスポットのひとつ貝殻の山・・・Nexingに行きましたが、ここに来たらそのそばにある池のオアシス・・・Oase am Teichも歩きたいですね。
ウィーンはかつての帝国の都であり、ヨーロッパ文化が凝縮した街で、荘厳な建造物が立ち並ぶ上品で奥が深い街です。
ウィーンだけにいるとオーストリアはアルプスが大きく横たわっている国だとは想像し難いと思います。
有名なウィーンの森だってアルプスの一角で、しかもヨーロッパアルプスの一番東にあるのが観光でお馴染みのカーレンベルクなどがある北の森です。
チロル、ケルンテン、ザルツブルク州には3.000mを超えるオーストリアアルプスの絶景が見られますが、そこまで足を延ばさなくてもウィーン近郊にSchneeberg(シュネーベルク)などの有名なアルプスの山を楽しむことができます。
このSchneebergのすぐそばにあるRax(ラックス)もお勧めなので、今日はRaxについて少し紹介します。
オーストリアは8月1日より陽性者の隔離もなくなり、感染していても健康と感じられればFFP2マスク着用で出歩くことも、仕事もできるようになっています。
コロナウィルスとの共存という空気が強くなっていますね。
今年の夏は観光客は以前のようにまだまだ戻って来ていないものの、多くの人が色々な所へ出かけています。
うちも今年の夏はザルツカンマーグートを始め、かなり色々な所に出かけています。
最近家族でブルゲンラント州にある知られたお城とそのそばにある爬虫類博物館に行ってきました。
今日はそのお城を少し紹介します。
先日久しぶりにザルツカンマーグートへ行ってきました。
いや、厳密にはザルツカンマーグートには最近行きましたが、コロナ禍ですので宿泊したのが久しぶりだったんですね。
ザルツカンマーグートはヨーロッパアルプスの北斜面に位置し、オーストリアの宝石箱とも形容され大小70以上の氷河で作られた美しい湖が点在し、魅力的な街が数多くあります。
仕事柄数えきれないほどザルツカンマーグートに来ていますが、プライベートでもよく来ます。
特にWolfgang湖に面したSt.Wolfgangが好きで、ここにはWeisses Rössl(白馬亭)という有名なホテルがあり、プライベートで来たらたいていここに宿泊しています。
今回も白馬亭に直接メールを書いて少し広めのFamilienzimmerにしました。
個人的には湖に面したバルコニー付の部屋がいいのですが、今回は子供のいとこが日本から来たこともあり、ホテルでゆっくりするより、色々な所へ出かけるので湖側の部屋にはしませんでした。
ウィーンには変わった博物館が多く存在する中で、今日話題にする病理・解剖学博物館も結構おもしろい!?博物館ではないかと思います。
ここは2012年から自然史博物館の管轄になり、それ以来建物の修復と改装が行われてきて、2020年には再度オープンしました。
この博物館は一見変わった建物の中にあり、開館時間が限られていることや、全くウィーンらしくない内容でもあることから一般の人はまず行かない博物館でしょうか。
オーストリアはヨーロッパアルプスが大きく横たわっているという地形の特徴があり、その中を多くの川が流れ、その多くがヨーロッパで2番目に長い、オーストリアを西から東に流れるドナウ河がに注がれています。
オーストリアの国歌が"Land der Berge, Land am Strome" ・・・山岳の国、大河の国という名前であることは御存知でしたか?
かつての帝国時代にはアドリア海のヴェネツィアやクロアチアはオーストリアに属していたので、オーストリアには海軍が存在していましたが、現在では海はありませんので、海軍もありません。
氷河から形成された美しい湖はたくさんありますので、水は豊富です。
その氷河から形成された美しい湖水地帯であるザルツカンマーグートは私も大好きです。
そこには世界遺産のひとつであるハルシュタットがあり、現在でも世界最古の岩塩抗が機能していて、塩の採掘が行われています。
アルプスの中に塩の塊があるのは、ここが3億年前には海の中であったからです。
アルプス山脈が現在の姿に形成される前の話です。
オーストリアには、それを教えてくれるところがたくさんあります。
今日のテーマにする場所もそのひとつです。
7月に入り昨日で学校も終わり、休暇シーズンに突入しました。
Ferien・・・夏休み、社会人はUrlaub・・・休暇です。
今年はコロナ禍3回目の休暇シーズンとなりましたが、多くの人が色々な所出かけるでしょう。
自分のそばでも3年ぶりに日本に帰る人も多いです。
必ずしも外国に行かなくても、オーストリアには訪れる価値大のスポットが無数に点在しています。
今日は地元で知られているFreilichtmuseumのひとつを紹介します。
ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。
一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。
ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。
一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。
庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。
昨日から強い風が吹き荒れているウィーンです。
数日前と比べると少し暖かく、今日は9℃弱、明日からは6℃ぐらいと予報が出ています。
今週の月曜日から学校も始まり、コロナに関する規定が少し厳しくなっています。
外でも他人との間隔を2m保てない場所では、FFP2マスクを着用したり、一般店舗に入るためには2G規則のコントロール強化など行われています。
定期的にライブオンラインツアーをやりながら街の様子を観察していますが、あまり厳粛なムードは感じませんね。
街中もそれなりに人は出ていますが、自然の中を散歩する人が増えています。
今日は大晦日に散歩したウィーン郊外の・・・と言っても(ウィーン市ですが)Marchfeldkanal(マルヒフェルト運河)の様子です。