昨日12月26日は特に"Stephanitag"(シュテファニーターク)とも呼ばれ、ウィーンのシュテファン大聖堂でお馴染みの聖人シュテファヌスの日でした。
クリスマスもカレンダーでは終わってしまいました。
今日から平日ですが、明日からはまた週末ですからそのまま休みを取っている人は多いはずです。
昨日はSteyr(シュタイアー)のそばにあるChristkindl(クリストキンドル)を話題にしました。
ここには知られた巡礼教会が立っていて、この時期多くの人が訪れるわけですが、ここは巡礼する人だけではなく、別のあることで多くの人を集めています。
今日12月26日も第2クリスマスの日ということでお休みです。
今日は特に"Stephanitag"(シュテファー二ターク)とも呼ばれ、ウィーンのシュテファン大聖堂でお馴染みの聖人シュテファヌスの日です。
年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。
宗教的には復活祭ですが、クリスマス習慣を楽しむ期間はクリスマス市が出る時から数えればひと月以上もあるわけです。
市庁舎やシェーンブルン宮殿のクリスマス市は12月26日まではやっていますが、場所的に観光産業もひとつの理由になっています。
しかし、本来の習慣からすれば12月23日までがクリスマスの空気を楽しみ、24日からは今までの盛り上がりが嘘のような静かな街の空気に変わります。
多くは家族とクリスマスを過ごしますので、クリスマスツリーの装飾やプレゼントの演出、食事などの準備に追われます。
もう何度も書いていますが、クリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなく、子供のキリスト・・・"Christkind"(クリストキント)が持って来ます。
オーストリアではサンタクロースは絶対に登場しません。
クリスマス市も"Christkindlmarkt"と一般的に言われます。
うちにも夕食後、しばらくしてChristkindが多くのプレゼントをクリスマスツリーの下に置いて行きました。(笑)
さて、オーストリアには"Christkindl"という名の街があることを御存知でしょうか?
地元ではもちろん知られた街で、観光的にもかなり知れ渡ってきています。
一昨日の日曜日が、Adventの第4日曜日となり、Adventskranzに4本目のロウソクが灯されました。
クリスマスが年間を通して最も重要なイベントです。
こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。
うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、今日の午前中には部屋に入れてネットを外して飾ります。
ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。
遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。
こちらではクリスマスには魚を食べる習慣があります。
魚はイエス・キリストのシンボルのひとつです。
家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。
クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。
このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれたことは御存知でしたか?
今年も私のホームページの伝統としてこの曲をクリスマス・イヴの話題にします。
ウィーンの街にはクリスマスの空気が漂っています。
先週の木曜日には今年最初のクリスマス市がMQでオープンしました。
これから1月半はクリスマス1色となります。
気候は冬よりも秋の深まりを感じ、日中には青空が広がる日も多くあります。
秋の青空は素敵です。
街中でも十分秋を感じますが、やはり郊外に広がる自然とは違いがあります。
さて、今日はウィーンの森の秋をちょっとお届けします。
今日はずっとここに掲載したかったバーデンにあるベートーヴェン 第九交響曲作曲の家がリニューアルされたことについてです。
第九交響曲作曲の家については、2013年11月14日、2014年5月10日、2014年11月3日にそれぞれ話題にしていましたが、その後まもなくこの博物館がリニューアルされました。
リニューアルが終わって一般公開されたのは2014年秋からです。
そうです、私がここにかつての第9の家を紹介した後、まもなくだったので当時はまとめる気がなくて、そのまま忘れていまい、5年もたった今頃ですが最近やっぱりちょっとまとめておこうという気になりました。
ウィーンは"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の面積に対し緑の比率が最も高い街です。
中心のリンク道路の並木も印象的で、その周りだけでも多くの公園や庭園があります。
ウィーンを歩けばこの街は緑が豊かだなと思われるでしょう。
日中の気温が10℃に達しない日が出て来て、秋の深まりと共に冬の訪れを日に日に感じます。
さて、今日はとてもウィーンとは思えない場所の秋をお届けします。
ウィーンの街を観光していると、ドナウ河を見てみたいとい思われる方は多いです。
街の中心にはドナウ運河が流れていますが、まれいにこれをドナウ河の本流と勘違いされる方もいらっしゃいます。
ウィーンを流れるドナウ河は大きく4本あり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
ウィーンは歴史的にドナウ河の氾濫に悩まされてきました。
雨が降ったり、雪解け水が入り込むとすぐに水が溢れてきたのです。
そこで、河川工事が何回も行われては流されて・・・そんな繰り返しでした。
ウィーンの街にはドナウ河が流れています。
ドナウ河はヨーロッパでは2番目の長い河で、全長約2.860km、ドイツを水源として、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナと10ヵ国を通り、最後は黒海まで流れています。
その中でオーストリアのドナウは約350kmです。
全長2800km以上あるドナウ河の最も美しい所と言われている有名な「ヴァッハウ渓谷」は、幸いにしてこのオーストリアに位置して、私も大好きな場所です。
ギリシャ人達ももちろんドナウは知っていましたし、ローマ時代にはドナウ河が国境ともなり、そのドナウ河沿いには重要な街がいくつもあり、ウィーンはその街のひとつです。
ウィーンのドナウ河は、永年からの河川工事のおかげで、現在見られる姿になっています。
ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
そう言えば今年の春に春の美しき青きドナウについて書きました。
今日はAlte Donauについて少し紹介します。
今日から学校が始まりますので、実質新年度の始まりです。
昨日までの暑さがうそのような涼しい雨模様の現在のウィーンです。
今年は6月4日にウィーンは初めて日中の気温が30℃を超え、7月4日は38.5℃にも達しました。
昨日の9月1日も30℃を超えたので、今年は30℃を超えた日が32日になりました。
でもこれは日陰で計っている気温なので、太陽の下だと30℃を超えた日はもっと多いはずです。今年はウィーンの街中にはミストも設置される所が多く、Hochstrahlbrunnenで涼む人もたくさんいました。
さて、今日はうちのお気に入りの場所を紹介します。
オーストリアの最高峰と言えば富士山よりも少し高い3798mのGroßglocknerです。
そこには有名なGroßglockner-Hochalpenstraße (グロースグロックナー・ホッホアルペンシュトラッセ)があり、5月初旬~11月初旬まで通行できます。
ここは私も大好きで、プライベートでも仕事でも訪れます。
オーストリアアルプスを肌で感じることができる場所で、のんびり過ごしたいですね。
グロースグロックナー山岳道路は、Bruck an der Großglocknerstraße、Fuscher Törl 、 Hochtorを経由し、Heiligenblutまでの長さ47.8kmで、5年の工事期間の末、1935年8月3日に開通しています。
今日はここからのワンシーンをお届します。
ウィーンはかつての帝国の都・・・荘厳な建造物が建ち並び、豊かな緑に囲まれた上品で洗練された美しい街です。
街中を歩くだけで充分楽しめますね。
私の仕事はオーストリア国家公認ガイドですから、毎日色々な場所を御案内するわけですが、観光スポットが中心です。
しかし、ウィーンを始め、オーストリアにはガイドブックに載っていない、しかし地元ではよく知られているスポットが多くあります。
そのような場所は観光ではまず訪れることがなく、しかし歴史的、自然的に重要で興味深い所が多いんですね。
ということは地元人だけが訪れる所です。
アメジストの世界などはそのいい例です。
今日はそのひとつを話題にしましょう。
ウィーンは"森の都"とも形容され、ヨーロッパでは街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。
中心のリンク道路沿いだけでも6つの公園、庭園があり、街中にも大きな公園や街路樹の緑、シェーンブルン宮殿やプラター公園など大きな緑をすぐに想像できます。
でもその大きな緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
オーストリアは84.000km²と北海道よりちょっと広いぐらいの小さな国ですが、この国がヨーロッパに与えた、残した歴史的、文化的影響というのは計り知れないものがあります。
ウィーンを含めた9つの州、それぞれ個性があり、そしてアルプスが大きく国内に横たわっているという豊かな地形の特徴があります。
氷河から形成された美しい湖やアルプスを流れる非常に水質のいい川、無数の谷が存在し、そこに美しい街が点在しています。
ウィーンを流れる川と言えば真っ先にドナウ河を思い浮かべます。
うちは時間がある時には郊外の色々な所に出かけてますが、お気に入りのスポットにひとつであるドナウ川沿いの国立公園Donau-Auen schloss ORTHにまた行って来ました。
私は時間があると家族とよく自然を楽しみに郊外に出かけますが、ちょっと軽く散策したいな・・・でも遠くに行く時間や気力も無いし・・・なんて時によく出かけるスポットがあります。
そのひとつであるヒルシュシュテッテンの花壇庭園を紹介します。
早いもので7月も最後の日となりました。
休暇シーズンのが半分終わりですね。
今年のウィーンは6月4日に初めて日中の気温が30℃を超え、7月1日には38℃を超え、今日までに日中30℃を超えた日が21日もあります。
日本と違って湿気が少ないので、日陰に行けばかなり気温の差を感じますが日差しは日本よりも強いですから不快な暑さではありませんが本当に暑いです。
さて、暑い時にはドナウ河で泳いだりプールに行ったりするのもいいですが、自然の森も結構涼しいです。
森と言えばウィーンの森でしょうか。
ウィーンの街を3方向から囲む広大なウィーンの森は東京23区の倍以上の広さがあり、ヨーロッパアルプスの一番東側になります。
その一角にはうちがよく行くお気に入りのHagenbachklamm(ハーゲンバッハクラム)があります。
ウィーンの街にはドナウ河が流れています。
ドナウ河はヨーロッパでは2番目の長い河で、全長約2.860km、ドイツを水源として、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナと10ヵ国を通り、最後は黒海まで流れています。
その中でオーストリアのドナウは約350kmです。
全長2800km以上あるドナウ河の最も美しい所と言われている有名な「ヴァッハウ渓谷」は、幸いにしてこのオーストリアに位置しています。
ドナウ河は昔から重要な役割を担ってきました。
ウィーンには様々な博物館があります。
一般的な観光で多くの方が訪れるシェーンブルン宮殿のような宮殿もある意味では博物館的ですし、美術史博物館のような美術館や作曲家の家、国立オペラ座やシュテファン大聖堂・・・ウィーンでの観光ポイントは切りがありません。
それだけウィーンの街は奥深くて魅力的ということですね。
さて、ウィーンらしくない一種の博物館として去年マジックヒストリーツアー"TiME TRAVEL" を紹介しましたが、そのような博物館のひとつであるMuseum der
Illusionen(イリュージョンミュージアム)を紹介します。
ウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対し緑の比率が最も高いです。
ウィーンの街を歩けばここは緑が多いな・・・ということを実感できます。
この時期のウィーンは緑が溢れていますね
でもいくら森の都ウィーンでも"自然を感じられる"と言えば公園以外では中心部ではほとんど見ることができませんね。
公園だって前からあった木などは残したかもしれませんが人工的に作ったわけですから、そういう意味では本当に自然とは言えないのかもしれません。
本当に自然を感じようと思えばやはり郊外に行くことになります。
観光レベルで手っ取り早いのはウィーンの森でしょう。
しかし観光で行くウィーンの森は言われある有名な決められた場所のみで、実際に地元の方々は有名所はさることながら様々な場所で自然を楽しんでいます。
オーストリアはウィーンを離れるとのどかな美しい風景が広がっている国で、ウィーンの郊外を始め、国内には豊かな自然が広がっています。
私も時間がある時には家族と色々な所に出かけています。
うちのお気に入りのスポットとして"Blockheide"(ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが、先月の4月におにぎりを持って出かけてきました。
3月31日の夜中の2時に時計が1時間進み3時となって夏時間が始まりました。
1時間損したことになりますが、日がさらに長く感じるようになったわけです。
EUで2021年に夏時間廃止が決定しましたので、これからは各国が夏時間か冬時間を選ぶことになります。
4月に入りますます春を感じるウィーンです。
この時期の散歩は気持ちいいです。
私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。
時間を見つけては色々な所に出かけています。
うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、この時期にちょっと出かけてきました。
早いもので今日から2月ですね。
ウィーンは冬らしい陽気ですが、昨日は東京の方が気温が低かったですね。
この冬の時期は緑が少ないですから、ちょっと緑が見たくなったので今日は緑を話題にしましょう。
ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の広さに対して緑の比率が最も高い街と言われています。
ウィーンの街を歩けば、この街は緑が豊かだな~と誰もが思うでしょう。
でもウィーンの街を外から囲むウィーンの森はもっと広大で、東京23区の倍以上もあり、重要な観光スポットにもなっています。
ウィーンの街中で、ウィーンの森を除き、最も大きな緑はプラター公園でしょうか。
ここには直線約4.5kmの並木道が存在します。
ウィーンは様々な形容をされますが、"音楽の都"というイメージが非常に強いと思います。
これだけの音楽家が足跡を残した街は他にないでしょう。
今日はオーストリア3大クラシックの作曲家であるシューベルトの誕生日ですから、シューベルトの生家をちょっと紹介します。
こちらは冬でも天気がいい時にはなるべく外に出よう・・・という意識が強いと思います。
街中の多くのカフェやレストランでも秋の終わりまではテラスが出されています。
外でお茶をしたり、食事をしたりできる空間はこちらでは重要です。
私の仕事はウィーンやオーストリアを様々な角度から御案内するわけですが、毎日皆様と歩いていますからそういう意味では有難いことに健康な仕事です。
美術館や博物館の中だって観光では結構歩きますよね。
それにもかかわらず余暇でも天気がいい時には家族と散歩や散策に出かけます。
先日クリスマスにマルヒフェルト運河を散歩というタイトルでここに掲載しましたが、今回はうちのお気に入りの散歩コースですが別の場所です。
2018年最後の仕事は大晦日で、空港から皆様をお迎えして、そのまま観光するという内容でした。
この時空港から直接ベルヴェデーレ宮殿に行きましたが、あり得ない大混雑でした。オーストリアギャラリーに入場するだけで1時間以上もかかり、この大混雑は私が国家公認ガイドとして20数年仕事をしてきて初めてです。
個人的にこの大混雑は私の仕事の中ではずっと記憶に残るでしょう。