今年の7月1日よりベルヴェデーレ宮殿も10名以上の場合には予約が必要となりました。
シェーンブルン宮殿はベルヴェデーレ宮殿よりも遥かに多くの観光客が訪れるので、団体ツアーの場合も予約制度となっています。
オーストリア国家公認ガイドであればシェーンブルン宮殿に直接予約を入れることができます。
待ち時間が無いのが快適ですね。
パスなどや事前にシシィチケットなどを購入した方は別として、シェーンブルン宮殿を個人的に観光する場合はInfoセンターでチケットを買うことになります。
ここも時間によっては大混雑することがあり、入場までかなりの待ち時間になることもしょっちゅうです。
Infoセンターには係がいる窓口が5つあり、手前には5台の自動券売機が置かれています。
最近では自動券売機にも行列が見られますが、外まで行列が続いているような時には自動販売機で入場チケットを購入するのが早いかもしれません。
今日はこのシェーンブルン宮殿の入場チケットを買う自販機を紹介します。
右の写真はInfoセンターに置かれている自販機と全く同じ物が宮殿入り口に置かれています。
そうです、もう意図がお分かりになりましたか?
Infoセンターでの物凄い行列があっても、この宮殿内に同じ自販機が置かれていることはあまり知られていないので、こちらは明らかに空いています。実際ここでチケットを購入している人はあまり見かけませんね。
Infoセンターでチケットを購入した後、ここに来て初めて、あ、ここでも買えるんだ・・・と思われるでしょう。
自販機ではクレジットカードのみの購入で、インぺリアルツアー、グランドツアー、Classic Passの3つを選べます。
画面を触ると右に見られるようにドイツ語、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語の選択ができます。
残念ながら日本語を選ぶことができません。
でもインペリアルツアーとグランドツアーだけですし、数字も一緒ですからどの言葉を選んでも全く問題はないでしょう。
画面が変わり、購入できる3種類が表示されます。
左から前半を見学するインペリアルツアー、
真ん中は全室を見学するグランドツアー、
一番右がClassic Passです。
シェーンブルン宮殿のチケットの種類についてはこちらを参照して下さい。
さて、希望のツアーを選んだら右側のような画面となります。
ここでは選んだツアーの実際に入場できる時間が表示されます。
画面では15:39となっていて、その下には3時間45分待ちと書かれています。
私がこれを撮影した時間が11:55ですから確かに3時間45分後に入場できるということになります。ちなみにグランドツアーを選んでいます。
これで納得すれば購入ボタンを押して先に進んで下さい。
実際はInfoセンターの自販機で買おうが、係がいる窓口で買おうが、宮殿内の自販機で買おうが同じ時間をもらうことになりますので、システム上しっかり入場時間が管理されているわけです。
でも待ち時間を節約できることを考えたら、インペリアルツアー、グランドツアーが目的であれば、空いている場所で購入した方がストレスが少ないのではないでしょうか。
オーストリア国家公認ガイドと観光する場合は、待ち時間はまず無いですし、一般販売されていない後半のハイライトツアーも選ぶことができます。