昨日ウィーンでは月食を早朝に見ることができました。
雲もそれなりに出ていましたが、天気もよく青空が一日中広がっていました。
昨日も仕事の始まりがシェーンブルン宮殿からだったので、地下鉄から降りて宮殿の正門に向かって秋の青空を見ながら歩いていました。
シェーンブルン宮殿の横にはマロニエが植えられているのですが、その中のひとつがこの時期にもかかわらず咲いていました。
それを見て、そう言えば去年もそうだったたなぁ~と思いだしました。
ドイツ語でRosskastanie,
学名でAesculus hippocastanum、
マロニエの開花時期は4月終わり~5月にかけてです。
白い花が二等辺三角形状にいくつも咲き、高さも25mぐらいまでになるものもあるので、花が咲いた時は圧倒されます。
マロニエが綺麗に咲いている写真は以下を
参照して下さい↓
あるマロニエは去年2014年の4月11日に開花していました。
このページのテーマはセイヨウハナズオウですが、おまけとしてマロニエを掲載しています。
マロニエは1570年頃、コンスタンティノープル(現トルコのイスタンブール)からウィーンにもたらされたとされています。
この写真で上の方にいくつも咲いているマロニエが見えますか?
左上の写真はこの時期咲いているマロニエをちょっと拡大してみました。
明らかにいくつか咲いていますね。
でも通常の開花時期に咲くマロニエと比べると小さいです。
右上はこの時期の本来のマロニエで、イガイガの皮に包まれた実がたくさんあります。
この時期はもう多くの実が上から落ちてきていて、マロニエが植えてある公園などの地面にたくさん落ちています。